阿吽に挟まれる私は何なんだ！！【岩泉一】【及川徹】

部活 ページ8

『ナイッサー』




『オーライ』




『カバー、カバー！！』





体育館に男女の掛け声が響く。




放課後になると授業の倍ほど元気がでる‥何故かと




いうと‥‥‥部活があるから！！





夏希「A顔にやけ過ぎ〜集中しなよねw？」




私はバレーが大好きでそれが顔に出やすいらしい。




いいじゃないか！！バレー部だし！！





及川「ねぇ、ちょっとA〜」




と私の楽しみを邪魔する徹‥‥。





名前『何ー？早く済ませてよね？』





及川「そんな事言われなくても早く終わらせますーだ！！」





名前『早く』





「焦らない、焦らない」と煽る




そのポーズと表情腹立つなぁ！！




及川「来週の火曜日烏野と練習試合あるから体育館の全面使わせてくわない？」





烏野？




確か‥‥飛雄君がいるとこだったはず‥‥




名前『確か飛雄君いなかったっけ？』




及川「ムッ‥‥その名前出さないでよ‥ムカつくから」




そういえば‥及川は飛雄君が苦手だったな




この話はタブーにされてたんだわ。







及川「で？そっちは大丈夫そう？」





名前『何も入ってないはず‥‥聞いてみる』





と私達から離れた場所でサーブ練習をしていた




主将の夏希に聞いてみた。





夏希「んー？何も入ってなかったからいいと思うよ〜。」





名前『りょーかい！ありがと！』






と徹の元に戻る。






及川「‥‥で、どうなの？」




名前『こっちは大丈夫だよ』





及川「おっ、サンキュー！！」





名前『 体育館使わないし‥応援がてらに見に行こうかな』





及川「うん、来なよ。この及川のカッコイイ姿見られるんだからさ！！」





名前『あぁ、そうだねー(棒読み)』





及川「棒読み！？‥‥Aさ最近俺の扱い雑くない！？」





名前『別にー』





うん、その通り。





だって相手にすると面倒くさいし、話したらキリないから。






と話してると及川のファンの子に睨まれるから練習





に戻るか。






及川「ねぇ‥‥Aってさ、俺達と一緒にいるの嫌？」





名前『別に、嫌ではないけど‥‥』




及川「けど？」





名前『何て言うか一緒にいていいのかな？って思ってしまう。』





及川「つまり‥‥俺達といるのが恥ずかしいの？」





名前『恥ずかしいって訳じゃないけど‥‥男子に人気なはじめと女子からモテる徹といて付き合ってるとか勘違いされるの嫌なんだよね‥』





2人ともすごいから私がいたら邪魔になるから‥‥





及川「俺は‥」

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