北川第一(過去) ページ26
そして飛雄君は日に日に上達していった。
名前『まだまだ少し甘い所はあるけど結構いい線まできてるね。』
影山「ありがとございます!!師匠!!」
いつの間にか師弟関係が築かれた。
名前『後ね‥‥もっとこう。シュバッ、ビュッ、バーンって感じでやるといいかも』
岩泉「意味わかんねぇよ」
影山「えっと‥‥こんな感じですか?」
名前『そうそう!!飛雄君は頭の回転が早いなぁ』
岩泉「何でわかるんだよ!!」
と笑った日々が懐かしい。
それから数ヶ月後‥飛雄君のジャンプサーブは使い物になってきて相手のレシーブを乱せるようになってきた。
名前『いや〜これならピンチサーバーで出れるんじゃないの?』
岩泉「あぁ監督もそんな話してたぞ」
後輩の成長が嬉しい反面すこし疑問に思った事があった。
名前『ってか‥‥この事及川にバレてないの?』
岩泉「薄々と気づいているみてぇだが‥大丈夫だろ」
その時妙にその言葉が心の何処かに引っかかった。
名前『(気のせいだよね‥‥)』
その予感がまさか当たるだなんて当時私は思いもしなかった。
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:コロッケパン | 作成日時:2018年3月17日 17時