北川第一(過去) ページ25
影山「及川さん‥ジャンプサーブを教えて下さい!!」
及川「やだね!!バーカバーカ!!」
岩泉「及川‥1年に絡むんじゃねぇ!!」
飛雄君が及川に頼み込み、徹が断り、はじめに怒られる。
いつもその繰り返しだった。
そんなある日はじめが私に「頼みがある」と言って私の元にやって来た。
岩泉「影山にジャンプサーブを教えて欲しい!!」
と深く頭を下げて言った。
名前『ちょっ、顔を上げてよ!!周りめっちゃ見てるから!!』
岩泉「あっ、あぁ‥‥すまん!!」
名前『ていうか‥‥何で私が影山君?にサーブ教えないといけないの?ジャンプサーブ打てる人男バレに何人かいるでしょう?』
岩泉「及川が部員に「影山(あいつ)にサーブは教えるな」と言いつけてんだよ。」
そこまでして教えたくないんだ‥‥意地悪だな‥‥
名前『‥だから女バレの私に頼んでるわけ?』
岩泉「オウ。」
教えてもいいんだけど‥私教えるの下手だしなぁ
岩泉「お前ジャンプサーブ打てるだろ?だから頼んでんだよ!!だから‥‥」
はじめは優しいから、後輩思いだから‥‥何とか影山君を助けてあげたいんだろうなぁ‥‥
岩泉「だから‥‥頼む!!俺も手伝うからよ!!」
『手伝うぐらいならお前が教えろよ』‥‥と思いつつ私ははじめの頼みを引き受けた。
名前『わかった‥教えるよ。けど‥‥あんま教えるの上手くないからね。』
岩泉「おう、ありがとう!!」
その時の喜ぶはじめを見てちょっぴり嬉しかったのを覚えている。
♢
早速その日の練習後‥はじめと私で影山君にサーブを教え始めてた。
名前『初めして影山君。私は女子バレーボール部3年で主将の小日向 Aです。』
とまずはお互いを知るための自己紹介。
影山「1年の影山飛雄です。セッターやってます!!」
あの頃の飛雄君はただひたすら真面目で可愛いかったなぁ‥‥今も可愛いけど。
岩泉「こいつは結構いいサーブ打つから。手本になると思うぞ。」
影山「はい!!小日向さん宜しくお願いします!!」
名前『うん。宜しく。』
♢
名前『もっと高く飛んで腕を振り切る!!』
影山「はい!!」
岩泉「教えるの楽しいそうだな」
名前『まぁね‥‥素直に頑張ってる姿見てるとさ私も楽しくなっちゃうんだよ』
岩泉「最初は嫌々引き受けてたのになw」
名前『うるさい!!』
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作者名:コロッケパン | 作成日時:2018年3月17日 17時