マフィアの彼らとローマの歌姫(改訂版)

prologue ページ1

父親がマフィアでしかもファーザー、そんな家庭で育った

でも、僕はそんな父さんのことを誇りに思ってる！ 優しいし、面白いし、約束ごとは絶対に破らない
結構いい人笑

そんなある日、父さんのお兄さん
要するに、僕の叔父さんが亡くなったという話が舞い込んできた

叔父さんも、アンフィスバエナというかなり大きなマフィア組織のファーザーだった
それにより、敵対するどこかのマフィア組織の幹部によって暗殺されたらしい

次期ファーザーは、元ファーザーである叔父さんの血族である娘が決める事になるらしいんだけど…


母 ソラの、貴女の本当のお父さんは
　 お父さんのお兄さんなの


その事実を突き付けられたのが昨日
母さんも、私の本当のお母さんではないらしい
その事について、私は別に気にもとめなかった
あ、そうすか、みたいな感じであっさりと終わった

本当の父さんと母さんが誰だろうと
僕にとって、父さんと母さんは一人だけだしね


あ、今僕はどこにいるかって？？
飛行機の中！ちなみにローマ行きの

ん？何でかって？
それはね……









アンフィスバエナの次期ファーザーを決めにいくため

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