【鬼灯の冷徹】 独 占 欲 完結 【鬼灯】【ヤンデレ】

独占欲　１７ ページ21

お久し振りでｓ((
***
朝起きたら、一番大切な物が消えていた。


金棒でも、重要書類でも、お金でもない。



「A・・・・・・・・？」


隣りにいるはずの…いなければならないものが、ない。


備え付けられている厠を見てもいなかった。



「A・・・A・・・A・・・！！！！」


様々な感情が湧き出てくる。


疑問、悲哀、怒り・・・・・・。


どこにいるのか、見当もつかない。



閻魔大王に聞くという手もあるが、

そこでAの居場所を聞くと、旅に出ている設定が疑われてしまう。


わずかな理性でそう考える。つまり、自分で探し出すしかないのだ。


そうして見つけたら、しっかり足を囁かねば。

きっと愛が足りなくていなくなってしまったんだ。




嗚呼・・・ずっと一緒に居てあげないと、Aは消えてしまうんですね。

なんて可愛らしいのでしょう。





「・・・・・白澤さんの匂いがしますね・・・・」


憎たらしい匂いが、わずかに鼻につく。



部屋には誰も入れていない。入れるとしたらアイツぐらいか。



もしや、白澤さんがAを連れて行ったのだろうか。

なんだ、ただの豚の分際で、私に物を奪うとは。


「私のAを・・・返せ」


金棒を担いで、天国へ向かった。


***
更新だいぶ遅れて申し訳ありません。
腹痛の件でコメントくださった方がいて、ありがとうございます。
寝ながらマンガ読んだら治りました←
マンガの治癒力恐るべし。

そろそろこのお話も終盤を迎えます。(バッドエンド)
番外編的な形で、ハッピーエンドも作りたいと思っております。
そしたらデートとかのお話も入れてリア充むんむんに仕上げますね←
末永く爆ぜろとか呪いながら←

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