殺し屋と吸血鬼 stpr

〜第１話〜 ページ2

『♪〜♪♪〜♪〜』

月明かりの下

石に座り歌を歌っている少女がいた

葵「美桜ちゃん〜、データ見付けたよ〜」

『おー、さすが葵!!
私機械はダメだからなぁw』


今回の任務は、この組織を潰して
とあるデータを盗むっていうやつ

葵「あっ」

『？
葵、どうしたの？』

葵はポケットからハンカチを取り出し

私の頬に近付けた

葵「ほっぺに血ついてるよ〜」ﾆｺﾆｺ

『マジか、ありがと』

私達の足元には、真っ赤な血溜まりがある

『靴また洗わなきゃな〜
思ったより血付いちゃった.....』

ﾋﾟﾛﾝ

椿『美桜、葵、終わった？』

葵「『もちろん』」

椿『さすがね』

耳に着けている、通信機から椿の声がする

紫苑『ズルい〜！
私も戦闘行きたい〜！p(｀ε´q)』

いきなり大きな声が耳に流れてくる

葵「わっ」ﾋﾞｸｯ

椿『紫苑、うるさい、貴方は昨日やり過ぎな位やったでしょ』

紫苑『昨日、美桜もいただろー！』

『とりあえず、終わったから帰るね〜
いつものお菓子用意しといて〜』

仕事が終われば、美味しい美味しいクッキーがまっているのだぁぁぁ！

吸血鬼「うぅ.....」

足元から、うめき声が聞こえた

『ありゃ、まだ生きてたんだ』

吸血鬼「俺達を殺したら、どうなるかわかってんのか.......」

『さぁ┐('〜`;)┌
んなの、知るわけないじゃん』

吸血鬼「お前ら、覚えとｷﾞｬｯ」ｸﾞｼｬｯ

『吸血鬼の事なんか覚えるわけないでしょーが』

足の下にある、つぶれた、《元、頭》にそう言った

葵「私吸血鬼...嫌い」

『私も嫌い、私たちの大切な人を奪った吸血鬼は許さない....』

〜アジト〜

ｶﾞﾁｬｯ

『たっだいま〜』

葵「ただいま〜」

紫苑「おっかえり〜！」

椿「おかえり、ちょうどいい所に帰ってきたわね」

葵「？」

紫苑「ちょーど今、仕事の依頼がきたんだよっ！」

『おー、次はどこ潰すの？』

椿「まぁまぁ、詳しく説明するから座りなさい」

葵「うん、わかった」

『アイアイサー！』

言われた通り席に座る

椿「依頼の内容は、な組の壊滅」

葵「えっ!？」

紫苑「『......んぇぇぇ!？』」

椿「落ち着いて聞きなさいよww」

葵「そこシンクロするんだねw」

な組は、他の組織の名前を覚えない私でも知っている有名な殺し屋だ

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