【進撃の巨人】鬼と兵長と兵士と【リヴァイ・エレン】 (ページ7)

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第五章ページ7

リヴァイSaid

俺が降りて来ると一斉に拍手が起きた

「…ﾁｯ…うるせぇ奴等だ」

『お前それしか言えねぇの？まぁいいや｡次は俺の番だ｡確り見てろよリヴァイ』

「…当たり前だ」

Aが飛んだ瞬間すぐに戻って来たように見えた

ハリボテの巨人を見てみると急所が粉々になっていた

２秒…いや三体のハリボテの巨人を１秒……

『ちゃんと見てたか？』

エレン(凄い！全く見えなかった！流石だ……二人とも凄い！)

ミカサ(速い！しかも粉々……)

『…………よし』

「何やってんだ」

『足に砥石を着けているんだ｡これで擦ればブレードの消費が極端に減る上､巨人との戦闘中､ブレードを変える手間が省ける｡だが技術が行使されるから覚えるのは大変だ｡誤って足を損傷すれば巨人に食われてしまう』

「……そうか…」

エレン「A兵長！」

『……どうしたエレン｡』

エレン「そのブレードの研ぎ方……教えてもらえないでしょうか！」

廻りは一斉にざわめく

『いいのか？俺の指導は厳しいぞ』

エレン「はい！」

ﾁｯ……気に食わねぇ…

『ｺｿｯ大丈夫。リヴァイにも教えてやっから』

……やっぱ｡こいつには敵わねぇな

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ASaid

『先ずは見ながらでもいい｡砥石にブレードを擦りつけなさい｡砥石の中心を狙って擦り付けるやってみ』

エレン「はい」

足にはめた砥石にブレードを擦り付ける

上手い……最初でここまで出来る奴は初めてだ｡

大抵､手が震えてその震動で砥石からずれて足を損傷する者が殆どだった｡

エレンは全くブレがない｡砥石の中心で確り研いでいる。

エレン「どうでしょうか」

『出来るかもしれない』

エレン「え？」

『エレン｡お前ならきっと出来ると思う｡使いこなせると思う』

エレン「!!!っしゃぁ！」

お前は才能に満ち溢れているな……エレン

『その砥石やるから練習しているといい｡一応危険だから一人は付き添いが居るといい』

エレン「あ…ありがとうございます！」

『それと､時間があったら来るから一緒に練習しような｡焦らなくていい｡お前のペースに合わせる』

エレン「……！ありがとうございます！」

はは｡そればっかりじゃねーか

『じゃあ俺はそろそろ戻らねーと…』

俺はその場を去った