第二十二話 ページ24
エレンSaid
何で…あんなこと言ったんだろう……
A兵長………
ペトラ「兵長！どうでしたか?何か解ったことは……」
兵長……そのまま言うつもりか!?
リヴァイ「…………」
兵長…………
リヴァイ「Aは意図的にやった訳じゃねぇ｡そんときの記憶が無いみたいだ」
兵長……！そこまで解って……
ハンジ「私も同意件｡自我が無かったから自らの意思でなったんじゃないと思う」
ハンジ分隊長…！
エレン「俺も同意件です」
リヴァイ「だが､念のためまだ地下牢に入れておく｡俺以外の奴は絶対に入るな解ったな？」
「「「はい」」」
俺も？
リヴァイ「俺は少し部屋に戻る」
そう言って部屋に足を進める兵長
どことなく､悲しそうだった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
リヴァイSaid
ﾊﾞﾀﾝ……
リヴァイ「はぁ…………」
ため息一つ吐き出しベットに座る
……A……あれで俺を騙せるとでも？
……あんなことがあったから自分が怖いのだろう
俺を傷付けたから………
リヴァイ「馬鹿野郎が……」
ここまでの屈辱とはな……
[よ！リヴァイ！]
………彼奴の声が……聞きてぇな…
[
長い付き合いだ
彼奴の考えくらい解る
もう以前の様に接してはくれないのだろうか
一度失われた信用を取り戻すのは難しい
出られたとしても白い目で見られてしまうだろう
………それでも構わない
白い目で見られようが､軽蔑されようが
Aの側に居られるのなら
それでいい
リヴァイ「……こりゃあ重症だな……」
ここまで惚れていたとはな
俺はただ、彼奴に笑っていて欲しい
いや､側に居るだけでいい
それだけで
俺の器は満たされる
はっ………まるでプロポーズじゃねぇか
まだ付き合ってもいねぇのに
……俺らしく無いな……
……早く……抱き締てやりてぇよ……
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作者名：弥生 | 作成日時：2017年1月1日 4時
