【銀魂】混血狐＿悲劇と再会

37.狐と狐　真選組動乱編 ページ38

『帰ったぞ』

楽しかった。久々に銀時とあんなに遊んだ。ゲーセン行ったり､デパート行ったり､レストラン行ったり。デパートで銀時が俺に着物を買ってくれた｡すっげぇ嬉しかった｡にやけが止まらない……←真顔ッス

山崎「特別副長！あの人が帰って来ました！」

『あの人？』

……ああこれは俺の大嫌いな臭い……彼奴の臭い……
ガタ

近藤「A！お帰り！さぁここに座って！伊東鴨太郎君の帰陣を祝してカンパーイ！」
「「「カンパーイ！」」」

『…………ｺﾞｸｺﾞｸ』

近藤「いや〜伊東先生・・・今回は本当に御苦労でした。しかし、あれだけの武器・・・よくもあの幕府のケチ共が財布のヒモを解いてくれましたな〜」

気に入らねェ……
この糞狐野郎……
何を企んでやがる……

伊東「近藤さん、ケチとは別の見方をすれば利に聡いという事だ｡ならば僕らへの出資によって生まれる幕府の利を解いてやればいいだけの事」

伊東「最も近藤さんの言う通り地上で這いつくばって生きる我々の苦しみなど意にも介さぬ頑冥な連中だ｡日々強大化していく攘夷志士の脅威をわかりやすく説明するのも一苦労だったがね」

近藤「アハッアハハハハ！違いない！違いないよ！ガンメイだよね〜アイツらホントガンメイだよね〜」

総悟「近藤さん頑冥って何ですか？」

近藤「うるさいよお前は！子供は黙ってなさい」

伊東「近藤さんあのような者達が幕府(うえ)にあってはいずれこの国は滅ぶだろう。我々はこんなところでくすぶっていてはいけない」

よく言うぜあの野郎……

伊東「進まなければならない！僕等はもっと上を目指して邁進しなければいけない！！そしていずれは国の中枢の担う剣となりこの混迷する国を救う事こそがこの時代の武士として生まれた者の使命だと僕は考える！そのためならば僕は君にこの命捧げても構わないと思っている！！近藤さん一緒に頑張りましょう！！」

近藤「うむ！みんなガンメイに頑張るぞ」

伊東「いや頑冥の使い方間違ってます」

……限界…

ダンッ！

スタスタ

近藤「お､おい。どうしたA」

『調子が悪ィんだ先に戻っておく悪ィな伊東､近藤さん』

近藤「お､おう」

伊東「A君､後で僕の部屋に来てくれないか」

『………ﾌﾝ…気が向いたらな』

………絶対ェ…俺が彼奴を止める………





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真選組動乱編突入！

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