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22.二人で一つだろう?(過去編) ページ23

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風間から話を聞いた。俺は暴走していたらしい。俺は……ここにいたら俺はあいつらも傷付けてしまうかもしれない……そうなったら俺は………
俺は起き上がり出ていこうとすると手首を掴まれた

風間「兄さん……何処行くつもり?」

『此処を出る。俺は此処に居られない…』

風間「じゃあ、俺も行く」

『いいのか?此処に居てもいいんだぞ?』

風間「ああ。兄さんと一緒に行くぞ。俺は兄さんを一人にしない」

その目は真剣だった。
これ以上言っても無駄だと思った
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『今までありがとうございました』

風間「ありがとうございました」

俺は小屋に一礼をし、旅に出た



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ある夜の事、俺達は何時も通り眠りに着こうとした時………

鬼「旨そうなガキだ」

不運な事に鬼の群れがやって来た

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『くっ!多い!』

風間「ハァハァ…」

1発1発が重い………それに数も一向に減らない
風間は既に限界で座り込んでしまっている

鬼「はは……食ってやるぞ。黒狐の血肉は美味だ食らいつくしてやる!」

一匹の鬼が風間に食らいかかった

俺は風間元へ走っただが向こうが速くて…

『風間ァァァァァァァァァァ!!!!』

俺は右手を伸ばした

ガブッ…
ブシャアア!

風間は腹を……俺は右腕を食いちぎられた
けど右腕の痛みなど全く感じなかった
俺は左腕で風間を抱き締めた

『風間!風間ぁあ!!……許さんユルサン許さん……貴様ら生きて返さんぞ……』


……ブシャアアアア!!

一瞬にして全ての鬼が血を吹き出し全滅した。

『風間……風間………行くなよ………一人にしないって言ったよな……?』

風間「兄さん……俺……役に立てた……?」

『充分だ……だからッ………風間ぁ……うぅっ……』

風間「泣か…ないで………兄さん………俺は……何時で…も……側に……居るから…………兄さん…は一人じゃない……よ………
  ありがとう 姉さん…────」

『ああ……ああああああ………うああああああああああああああああああああああッッッッッッッッ!!!!』

『何で!!!何で!!!俺を置いていくのッ!!?!?俺を……一人にしないでよ………!俺のせいで……!俺達は……二人で一つだろう………?』


『あああああああああああああああ』

バタッ……









俺の意識は途切れた──

23.二度と…→←21.暴走(過去編)


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設定タグ:銀魂 , 狐,妖怪,東方 , 坂田銀時   
作品ジャンル:恋愛
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弥生(プロフ) - ユキさん» 新作色々出したな…てか、風邪ひいた (2016年12月15日 18時) (レス) id: 37e09111c9 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - ふふ (2016年12月15日 18時) (レス) id: be782a9479 (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - ユキさん» 遅くなってごめん。ありがとう!キャラが行方不明になってるよ!悲しいよ! (2016年12月15日 17時) (レス) id: 37e09111c9 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 続編おめでとう!なのちゃんも、おめでとう って言ってたよん (2016年12月13日 20時) (レス) id: be782a9479 (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - 羊さん» 教えていただきありがとうございます!修正して参ります! (2016年12月12日 17時) (レス) id: 37e09111c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:弥生 | 作成日時:2016年11月20日 19時

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