7話 ページ8
ガキィィン！！！
金属音が聞え、急いで向かう。
時透「っ！」
駆けつけた時には彼女の身体がボロボロだった。
それでも刃を振るい、鬼を殺そうとしている。
助けようとしたらAから何か得体の知れない気配を感じる。
いつもの彼女ではないのは分かっていた、だけどとにかく助けてあげなければ死んでしまう事をよぎった。
A？「ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！！！」
童磨「っ…」
時透「A！何とかしなきゃ…」
霞の呼吸 漆ノ型
朧
童磨「あれ？見えなくなっちゃった…」
広範囲に霧が広がり撹乱させ、その隙にAを抱きかかえて逃げる。
時透(鬼を殺りたい所だけど…傷が深い…早くしなきゃ…)
走る速度を上げて宿に戻る。
女将「ど、どうなさいましたか?!」
時透「いいから、血を止める物早く！！！」
床に慎重にそっと寝かせ、従業員が持ってきたミニタオルで肩の傷などの深い傷を止血していく。
ねぇねぇー！と話しかけられて窓を見る。
そこに鴉が居た。
時透「………君」
(この鴉って…Aの……)
「お願い、胡蝶さんを呼んできてくれる？今、Aが上弦の鬼と遭遇して深手を負わされたんだ」
鴉は無邪気に分かった！と言い飛び去った。
A？「お前…彼奴の友人か？」
時透「彼奴？Aの事？友達と言うより親友だよ」
A？「へぇ…親友…それ以上に見えたけどな…まぁ………いいや…」
時透「………君は誰なの？名前は？」
A？「今それもありかって思ったろ…名はない…あの童磨という鬼つえーわ…、この体じゃあの鬼に勝てないが……彼奴が消えれば本領発揮すんだけどなぁー…」
時透「Aが居なくなればいいって事？そんなのダメに決まってんじゃん、それにAは僕にとって大切な人だから、たとえ同じ姿したお前でもA自身が許しても僕は消える事は許さないよ」
静かで氷のような目を見てケッ、と馬鹿にし静かに眠る。
毛先は元の黒髪へ戻り、窓から日の光が差し込む。
─────────────
真っ白な空間。
その真ん中で立っていた。
A「？」
「おい」
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Ragnarok(プロフ) - みどりさん» ありがとうございます！言葉での表現は下手ですが頑張っていきます！！！！＼＼\└('ω')┘//／／ (2019年10月24日 21時) (
レス) id: 1d08363133 (このIDを非表示/違反報告)
みどり - 伊黒さんと時透くん、しかも二重人格て、私得すぎるでしょ(謎ギレ)！！これからが楽しみです！！頑張ってください！！ (2019年10月24日 20時) (レス) id: ae6be26781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ragnarok | 作成日時：2019年10月19日 15時
