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8話 ページ9

後ろを振り向く、そこにはダークシルバーの長髪にAと全く同じ右目と肌の男性が座っている。

A「……誰」

男は「お前が創りだしたんじゃないか」とけたけた笑う。

気味が悪い、どこか必死に出口を探す。
「覚えていないんだね…」、男が幼かった自分の姿に変わっていた。
何故か涙が出る、思い出した。
一人が嫌だった…味方など誰一人いなかった頃、無意識にもう一人の自分を創り出していた。

「お前は弱かった…それは今も変わらない、だから……オレはお前を助けるんだ」

近づいて頬に触れる。
涙がだんだん溢れて止まらなくなって、とても懐かしくて恋しくてい心地のいい感触…
目が醒める。
髪を見ると、毛先から半分だけダークシルバーの色に変わって、驚いていた。

A「あ…髪が……」

戸が開き、若くて美しい蝶々の髪飾りをした女性が入ってくる。

しのぶ「!…大丈夫ですか?」

A「しのぶさん…私…何か、長い間ずっと寝てる感覚がして…」

しのぶ「4日も寝ていたんですよ?」

A「4日…あの、髪の色が…」

彼女はAの変色した髪を見て、「うーん、ただの突然変異みたいなものでしょうか…」
と言って診察し始める。
「え、雑……」と内心、思いながらスンとした表情になる。
診察が終わり、「大人しく寝ているように」言われて天井を見ていた。

あの夢は一体なんだったのか…

ドアが半開きの状態でタンポポみたいな頭の男の子が覗いている。

A「誰?」

Aを見た時、身体に衝撃が走り倒れる。

善逸「ゴハァッ!!!!」
(え?めっちゃ美人なんだこれカッコイイ系の美人だよコレ何か大怪我してるけど大丈夫かな!!!!?)

A「…………」
(あ、倒れた)

善逸「俺は我妻善逸…宜しくねぇ!❤.*」

すぐ立ってデレデレしながら傍に来る。

A「ふーん、面白いね、君も怪我してるの?」

善逸「うん、那田蜘蛛山でちょっとね!」

少し元気がないように思えたので尋ねると、苦い薬の事、厳しい訓練などのそんな大した事ない事だった。

A「はー…なんだそんなことか」

善逸「え?!」

自慢ではないけど継子なんてもっと大変だと言ってやった。
いや本当にあれは地獄だった、最初の頃はね。

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Ragnarok(プロフ) - みどりさん» ありがとうございます!言葉での表現は下手ですが頑張っていきます!!!!\\\└('ω')┘//// (2019年10月24日 21時) (レス) id: 1d08363133 (このIDを非表示/違反報告)
みどり - 伊黒さんと時透くん、しかも二重人格て、私得すぎるでしょ(謎ギレ)!!これからが楽しみです!!頑張ってください!! (2019年10月24日 20時) (レス) id: ae6be26781 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ragnarok | 作成日時:2019年10月19日 15時

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