4話 ページ5
僅かの一瞬、隙が見えて一撃当てるが防がれた。
これはお互いに殺す勢いでやる。
じゃなきゃ意味が無い、それじゃ強くなれな気がする。
だから死ぬ気で倒すつもりで、竹刀が目の前に来て間一髪でかわす。
かすり傷ががつき、血が垂れる。
はっと我に返り、Aに急いで駆け寄る。
伊黒「すまない…」
塗り薬を付けて、絆創膏を貼る。
A「いいよ気にしないで、そもそも私が言った事だし…」
休憩してまた再開する。
気づけばもう夕暮れ、疲労で足がフラついていた。
小さな紙箱を持った小芭内が傍に来て渡す。
A「？コレは？」
伊黒「甘露寺が新しいスイーツ店で買ったからお前にお土産だと」
中身を覗くと、とても可愛らしいショートケーキがあった。
勿論、喜んでいただく。
次の日、任務先に行くために変装する。
Aの部屋でその準備。
A「うーん…やっぱり普段、隊服を着てるから違和感が凄く感じる」
時透「だよね、慣れちゃってるから私服が凄い慣れない…というか僕、女装だから余計に違和感感じる」
甘露寺が木の箱を開け、中身は化粧品で多かった。
時透とAは？の顔をして傾げる。
甘露寺「さぁ！二人ともメイクするから座って！！！」
15分後…
甘露寺「うん、とても可愛いわ！二人共！」
二人の姿を見て、キュンキュンする甘露寺。
Aは可愛らしいナチュラルなメイクに桜の髪飾りがポイント、パステルピンクの花柄ワンピースでより可愛さがひきたつ。
時透もメイクはナチュラルで清らかな感じ、優しい水色のバッグとヒラヒラのスカートがポイント、全体的に落ち着いている。
A「あ、甘露寺さん昨日のケーキありがとうございました、とても美味しかったです！」
甘露寺「良かった！今度食べにいきましょ！」
A「はい」
今から向かう先はとても遠く、泊まる事になっている。
え？兄さんがこの事知っているのかって？知らないよ？
言ったら否定するから…しょうがないんです。
時透「やけに嬉しそうだね」
A「そう？」
時透が珍しそうにAを見る。
荷物を持って、屋敷から出ていく。
甘露寺「気を付けてね〜！！！」
遠くから手を振り、前を向きなおして進む。
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Ragnarok(プロフ) - みどりさん» ありがとうございます！言葉での表現は下手ですが頑張っていきます！！！！＼＼\└('ω')┘//／／ (2019年10月24日 21時) (
レス) id: 1d08363133 (このIDを非表示/違反報告)
みどり - 伊黒さんと時透くん、しかも二重人格て、私得すぎるでしょ(謎ギレ)！！これからが楽しみです！！頑張ってください！！ (2019年10月24日 20時) (レス) id: ae6be26781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ragnarok | 作成日時：2019年10月19日 15時
