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#8 ページ8

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「⋯ねぇ、このままさ俺に食べられたい?」




なんやねんその質問。





『⋯⋯イヤ、』





小さい声で答える。
まともにペ神の顔が見れなくて顔を背ける形になってしまったけど。





「⋯そっかぁ。でも、
嫌がってるようには見えへんけど⋯⋯?」





ペ神はニヤニヤとしたまま私の耳元で囁いてくる。しかも吐息の混じったイケボだから余計心臓に悪い。




『ーー⋯冗談ならやめてな?』




私はなんとか震える手でペ神の肩を押す。





「⋯⋯冗談、やと思う?じゃあ分からせてあげよっか、ね?」





⋯⋯マズい。完全にこれはスイッチを入れてしまった。明らかに声色が変わってるもん⋯⋯。目だって本気(マジ)になっている。





『あ、あのペ神____』





私が言い終わる前に彼は私の口を手で塞いだ。待って、喋れない。





「ん、なぁーに?言い訳は“後で”聞くから」





あ、これ⋯私の人生違う意味で終わったやん。
しかも口塞がれてるから助け呼べへんし。





「ッ⋯涙目とか誘ってんやろ⋯⋯」





仕方ないやん!!
こんな状況、色々想像するに決まってるから羞恥でおかしくなりそう。でもそれも言えないまま、ただペ神を煽ってるみたいになってる。





「⋯⋯いい?」





ペ神が手を離してくれて私が話せるようにしてくれたけど。

これはYesかNoか言わないといけないやつ?

黙るっていう選択肢はないん??
_____なんて考えていた時。





「神、何してん!!」




「な?言った通りやんけ。神が襲わんはずないねん」




「大先生が言うな」




「いや、コネさんも言うな」





ペ神の部屋のドアが勢いよく開いて現れたのはトントンや大ちゃんなど他のみんな。

この光景デジャヴな気がする。





「⋯⋯⋯別に、なんでもないよぉ?」





ペ神はそう言うと私の手を引いて起き上がる。





「⋯ま、とりあえず朝食食べよーや。冷めるしな」




「りょ〜か〜い」





ペ神はいつものテンションでそう言った。
変わり身の早さが早い⋯


皆がぞろぞろと戻っていく中、ペ神が私を抱き寄せて言った。




「いつか返事、聞かせてな?」




『⋯⋯っ、な⋯!』




やっぱりここには変態しかいない⋯。



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格下のカスもどき - 最高🩸 (1月30日 8時) (レス) @page19 id: f23bfbddd8 (このIDを非表示/違反報告)
かす(プロフ) - 初コメ失礼します、最高です、 (6月18日 22時) (レス) @page19 id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
セエレ(プロフ) - これは久々に神作だぞぉ〜更新頑張って下さい!どんだけでも待ちます! (2023年4月22日 21時) (レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
える@脅威推し - 更新だぁい!最初から見てしまった…w (2022年7月10日 4時) (レス) @page22 id: e5ffed06b8 (このIDを非表示/違反報告)
える@脅威推し - あぁ〜…私のために争わないで〜(( 個人的には推しのzmさん落ちになってほしいけど…誰落ちになるんだろ… (2022年5月23日 1時) (レス) @page21 id: e12e4c1c65 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミルりん | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/R9uf2SJKvFrqI87  
作成日時:2022年3月28日 1時

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