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『んっ⋯シャオちゃ⋯⋯ーッ!』




「⋯⋯耳、弱いん?」




シャオちゃんが突然、私の耳を口に含む。そんな私の反応を見て、楽しそうな表情を浮かべる。





「なぁA⋯⋯ええ?」





シャオちゃんは私のことを愛おしそうに甘ったるい目で見つめてきた。
「ええ?」というのは⋯⋯まさか。


察して私が返事に困ってると⋯⋯。





「⋯なーんて、嘘に決まってんやろ!」





シャオちゃんはそう言うと私の手を引っ張って起こしてくれた。

あー⋯ほんまに心臓に悪い。
なんで朝からこんな責められなければならないんだ。

⋯と、思っているのも束の間。





「ま、いつかは“嘘”やなくなるけどな。
それと早く服着た方がええで?マジでその格好誘ってるようにしか見えへんから」





耳元でそう囁くシャオちゃん。





『⋯⋯な⋯なッ⋯!?』





私は恥ずかしくなって顔に熱が集中するのが分かる。いやだってもう⋯あれじゃん。嘘じゃなくなるって⋯そういうことじゃん!




「じゃ、朝飯食いに行こー」




『⋯う、うん。分かった⋯⋯』




私はこの出来事を忘れるようにしてパーカーを素早く着た。するとシャオちゃんが私の手を握ってくる。




「こんくらいは⋯⋯ええやろ?」




そんな強請るような顔で言わんとって。
可愛いから、うん、しか言えなくなってしまう。





『まぁ、いいけど⋯』





やったー!と子供のように喜ぶ彼。
さっきまでとは大違いだ。




「でも良かったなA。大先生とかシッマだったら確実に襲われてるで。気をつけてな?」




シャオちゃんはそう言いながら、私の手を強く握る。確かに、うん。あの2人やったらほんまにやりかねないからな⋯⋯。


いや、でもシャオちゃんもさっき危ないところまでいったけどね⋯⋯!?



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格下のカスもどき - 最高🩸 (1月30日 8時) (レス) @page19 id: f23bfbddd8 (このIDを非表示/違反報告)
かす(プロフ) - 初コメ失礼します、最高です、 (6月18日 22時) (レス) @page19 id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
セエレ(プロフ) - これは久々に神作だぞぉ〜更新頑張って下さい!どんだけでも待ちます! (2023年4月22日 21時) (レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
える@脅威推し - 更新だぁい!最初から見てしまった…w (2022年7月10日 4時) (レス) @page22 id: e5ffed06b8 (このIDを非表示/違反報告)
える@脅威推し - あぁ〜…私のために争わないで〜(( 個人的には推しのzmさん落ちになってほしいけど…誰落ちになるんだろ… (2022年5月23日 1時) (レス) @page21 id: e12e4c1c65 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミルりん | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/R9uf2SJKvFrqI87  
作成日時:2022年3月28日 1時

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