酒呑童子は妖怪ではない (ページ10)

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俺の居場所『酒瓶が四本』ページ10

「取り敢えず、能力与えたけど四つになっちゃったわねぇ」
『ヤベェwwwwww』

【笑い事じゃないですよ！！どうするんですか！】
「大丈夫よ桃忠義、その代わりに能力の強さは下げといたから」
『おお！そうなんだ！じゃあ、心配しなくてもいいと！』
「ええ、良かったわね」

【全然大丈夫じゃないです！】

え？なんで？能力の強さは下げたじゃん
【そりゃ、能力(業火を操る能力、鉄を生み出す能力)の威力は落ちますよ！
だけど！鬼に変身する能力の、鬼のもともとの強さは変わりませんよ！】

「あ、、、たしかに、そうだったわ…」
『どうすんの…』

「まぁ…しょうがないわね、申し訳ないけどこのままの状態で
夢月優夢卿に来てもらう事になるわ。」

『いやこっちとしては、強いままこれるからいいんだどね！？』

いやいや、誰が好き好んで自分から弱くなるんだよ！Mかよ！？
俺はMだよ！←
だけど大賢者は俺の気持ちをつゆ知らず

「じゃあ貴方には、私が加護を与えている人間の所へ行ってもらうわ」
『加護？』

「神たちの気まぐれよ、面白半分に加護を掛ける者もいれば跡取りのために加護を掛ける者もいる。
まぁ、貴方が今から行くのは私が加護を授けた者たちの所よ」

『ヘェ～大賢者が加護を授けるんだから凄い人なんだろうね』

「ええ、彼らはとても優秀な能力を持っていてそれに見合う
容姿や頭脳、肉体、精神を持っているわ。」

『俺がそんなところに行っていいの？』

「ええ！勿論よ！貴方には彼らに見合う能力を持っているわ！！…ょぅしもだけど」
『え？最後なんか言った？』

「いいえ！何でもないわ！それより最後に聞きたい事ある？」
『う～ん？聞きたい事かぁ』
【会うのは、最後というわけではありませんが何かありませんか？】
『じゃあさ！あのアマが俺を殺した理由を教えてくれ！
10歳の頃俺を捨ててから5年も経って今更だと思って』
【いいでしょう教えて差し上げます】

桃忠義は能力を使って本を出しページをめくった

【貴方の母親のは貴方を捨てた後
2年間頑張って周りに貴方を捨てた事を隠してた様ですが
ばれてしまった様ですね。そして、後の3年間ご近所さんからの視線
仕事を辞めてしまった父親からのDVで完全に壊れてしまったみたいです。
そして、その果てに貴方の事を逆恨みして殺した様ですね。】

『うわぁ…』
捨てたられた立場だが何だか同情してしまった。

【その後実刑17年だそうです。】

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