揺れ動く恋心 (ページ3)

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part 2 ページ3

「………っ…」

二人を見ると嫌な気持ちとモヤモヤした気持ちが溢れてくる。

「これが嫉妬なのかな…」

給水の時間にボソッと呟いた

「あら～？A元気ないじゃーん」

と同じ学年でセッターの夏美が話しかけてきた

「あの二人が気になるんじゃないの～??」

と夏美が私に嫉妬しろとゆわんばかりにに給水している黒尾と加奈子のことを指差した。

二人は給水中にスパイクの成功率,レシーブの成功率ブロックの成功率など記録を見ていた。

「あの二人めっちゃ距離近いやん…絶対あそこ隠れ両思いだよね…」

と私が夏美に呟いた。

夏美はやれやれと言うように

「両思いって決まったわけじゃないでしょ！簡単にネガティブにならない!!
プレーに集中できないくらいになるとぶん殴るよ!!」

とアドバイスなのかわからないアドバイスをくれた

「それはアドバイスなの？脅してるの？(笑)」

と聞くと

「アドバイスだわ!!!」

と元気のいい夏美の声が聞こえた

でも…
やっぱり仲いい所を見るとすごくモヤモヤした嫌な気持ちになる。

「よし!!今は目の前の練習に集中だ！」

自分に気合を入れてスポドリの入ったボトルをケースの中に入れて練習に戻った

気合を入れ直した私は練習に戻った