【ハイキュー】ど う し て こ う な っ た 。【白鳥沢】

可笑しい ページ24

白布side


さっき俺は、Aさんが微笑んでいる貴重な姿を直視してしまった。


嬉しいけども、俺みたいなゴミが直接見てしまってごめんなさいぃぃ....！！

はああ、カメラに収めとけば良かったなあぁ。



でもアレが瀬見さんに向かられたモノなんだと思うとクッソ腹立つ。
なに神様に笑顔向けられているんだクソが。ナイフか何かで切り刻んでやろうかと思った。


でもそんなことしたら、神様から天罰下っちゃう....ああでも、Aさんになら本望ですむしろ天罰下しちゃってくださいいぃ.....あぁ...Aさん......！



その時、烏野の眼鏡マネが「これから練習を始めます。まずはレシーブ練です。2人1組になってください」と言った。



俺は太一と組もうとしたが


「あ、あと一つ。なるべく他校の人と組んでください」


Aさんの凜とした声に言われたら従うしかないだろ。(※決定事項)

ふあああぁぁ....！！Aさん、やっぱり尊いぃ......尊いです....



ということで、青城の岩泉さんと組むことにした。
途中及川の「いわぢゃあ”あ”あ”あ”あ”あ”」って声がうるさかったけど、牛島さんの「煩いぞ及川」の一声で矛先は牛島さんに向き、牛島さんに絡む及川。


「うるせェ及川ボケェ！！！他校に迷惑かけんな！」


バレーボールを後頭部めがけて投げる岩泉さん。
それは見事にクリーンヒットした。スゲェ。



チラッとAさんのほうを見ると、「岩泉くんすごい」と控えめに拍手していた。

〜っっ！！！！Aさぁぁあん...！！ああああ、うああ....この人、少し天然なところもあるんだよなァァァ...！！！！


「ちょっとAちゃん！？そこ、拍手するところじゃないからね！？それよりも俺を労って！」

「はい、じゃあ始めてください」

「Aちゃんんん！？！」


意外と容赦ないAさんも素敵です....ッッ！！！
表情も少しイキイキしているように見えるし、楽しそうで何よりです...ッ！


「？オイ、白布？早く始めようぜ」

「！...すみません。少しボーッとしてました」

「大丈夫か？熱でもあるんじゃ、」


心配してくれている岩泉さんに対して、「いえ。大丈夫です」と言えば「そうか。でもあんま無理すんなよ？」と頭をくしゃっと撫でられた。


....それはAさん限定なのに。



でも俺みたいな奴の頭Aさんも撫でたくないですよねすみません調子乗りましたぁぁ...！！

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