狂愛 4 ページ5
*
______狂愛だけは嫌い。
出水side
「…………ん…」
カーテンの隙間から少しだけ光が差し込む。
ベッドの上に居てまだ手を縛られていた。視線を横に移すと目黒が居た。ついでになんで俺は半裸なんだよ!!
あー……そっか……俺昨日…気失ったんだっけ…
だからっておかしいだろ!!
待て…また俺はコイツと一夜を過ごしたのかよ!?
なんで…俺…こんな事……
目黒「……ん……」
出水「………」
俺は目黒が目を覚ましそうだったから俺は急いで起き上がって服を着ようとする。
ぐいっ
出水「うおっ」
目黒「い、……ず…み……せ、……ん…ぱ…い…」
えっ?今…なんて言った?
出水先輩?
いつもなら年下のくせに名前で呼び捨てしてくる。
なのに…出水先輩?
おかしくなったのか?(元からだけど)
目黒「……あっ……公平お風呂入るぅ〜?」
あ、戻った。
でも風呂には入るか、汗かいたし…いや、そこまでやましいことはしてないからな!?
出水「……入る」
目黒「んじゃ一緒に入るぅ?」
出水「いやに決まってんだろ」
目黒「ですよねぇ〜部屋出て右行ったところにあるからねぇ〜♡」
出水「へーへー」
俺は部屋から出て行く。そしてお風呂場へ向かう。
その風呂場がデカくて……
出水「でか…あっ……そう言えば母さんに電話してなかった…」
プルルルルプルルルル…ブツッ
出水「あー母さん?」
母《公平!!アンタ何処に居るのよ!!
何度かけても出てくれなかったのはなんで!?》
出水「多分俺そん時風呂入ってたんだと思う。
友達ん家でゲームしてたら遅くまでしててさ、泊まることになったんだよ」
母《そうなの、いつ帰ってくるの?》
出水「ボーダーの任務が朝から入ってるから
帰りは夜になるかな」
母《そう…ボーダー頑張りなさい!》
出水「おう」
母さん……ごめん…嘘吐いて……
ブツッ
電話を切り、風呂に入る。
身体を洗ってお湯に浸かって。
とっても暖かい…
少しだけそう思った。
身体を見れば赤い跡。
出水「ホント俺馬鹿だな………」
その頃の目黒はと言うと……
目黒「壊したいのに…なんで壊せないのよ…」
これは後悔と言い訳ばかりの男女の物語。
・
19人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
abcd ef0311(プロフ) - パスタさん» 応援ありがとうございます!頑張りますので応援よろしくお願いします! (2018年8月13日 20時) (レス) id: b9a0d6a8b0 (このIDを非表示/違反報告)
パスタ - 出水君( ノД`)… 感動しました~!♪ これからも頑張ってください!(о´∀`о) 応援してまっせ~(*ノ▽ノ) (2018年8月13日 17時) (レス) id: cfa0ae033f (このIDを非表示/違反報告)
abcd ef0311(プロフ) - 大丈夫ですよ〜私もよく文字を間違うので!!見たくださってありがとうございます! (2018年8月12日 17時) (レス) id: b9a0d6a8b0 (このIDを非表示/違反報告)
abcd ef0311(プロフ) - パスタさん» ホントですか!?そう言って貰えるとやる気が出ます!これからもどうぞよろしくお願いします! (2018年8月12日 17時) (レス) id: b9a0d6a8b0 (このIDを非表示/違反報告)
パスタ - すみませんっ! いっきに読んでしまいましたの部分の文字間違えました!ハズカシイ(._.) (2018年8月12日 17時) (レス) id: cfa0ae033f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:絵馬 | 作成日時:2018年8月10日 0時