道具なんて一生嫌だ。-狂 愛-【出水公平】

狂愛 １０ ページ11

＊

______もう我慢出来ない。私が貴方を堕としにいくから待っててよ。

目黒side

彼が居ないとなんか落ち着かなくて、だから
ボーダー本部の近くまで行く事にした。


出水side

警戒区域内に一つの人影を見つける。
出水「……あ、…くむ…」

目黒「ねぇ……帰ろうよ……行こう…」

出水「こんな所まで来て何したいんだよ！！
此処には来ないって約束だっただろ！！」

目黒「キスしてもいい〜？」

出水「ダメに決まってんぅ……んぐっ…ちゅくぅ…
ひぁ……んッ…ひっ…ぅ…」

背中に手を回されて、動かない。

目黒「足りないよ」

出水「どうしたんだよ、お前…って野外プレイは無しって言ってただろ！！」

目黒「私…ちゃんとするから…」

出水「は？」

目黒「性格も全部見た目も全部ちゃんとするから……今日だけ……今日だけ……」

別にコイツを好きな訳ではないけど、

出水「今日だけなら……」

目黒「本当ぉ！？」

出水「だから、直ってないし……」

目黒「何処につけようかな…」

出水「聞けや！！…ちゅうっ……んんっ……」

にゅるりと舌を入れられる。

目黒「はぁ……好きだよ、公平…」




そんな事言われても



俺には、





答えはないから。



まさか、この事をあの人が見ていたなんて思わなかった。




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