孤爪研磨、黒尾鉄朗の幼なじみは美少女でした【ハイキュー】 (ページ2)

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卒業式ページ2

A side

＿中学卒業＿

校長「＿これより、中学卒業をします＿」

ついに中学卒業かぁ

つまり、高校生。

研磨と鉄は音駒高校？って言ってたっけ…

あ、私？私はね…

黒「お前、マジで引っ越すの？」

『引っ越すって。』

てかこの会話何回目…

黒「12回目」

エスパー？って言いたいけどこれ絶対声に出てたとか言うやつでしょ。

黒「正解」

やっぱり鉄はエスパーだ。

研「A、たまには会いに来てよ？」

『あったりまえ！』

まぁ、頻繁には会えないけどね…

あ、てことでもう分かるでしょ。

引っ越します。

それも宮城に。

烏野高校ってとこだったはず。

にしても、大都会から田舎かぁ

しばらく慣れそうにはないね…

黒「てか、高校でも、マネージャーすんだろ？」

『うん。そうだよ。』

そう、私は男子バレー部マネージャーで、高校でもする予定。

バレーは一応できるよ。

研「なら、宮城なんだし、白鳥沢行けばいいのにね」

黒「お前の偏差値なら受かれるだろ。なんで烏野なんだ？」

『え？何となく』

黒「はぁ」

『うそうそ。烏野って、元強豪でしょ？』

研「確か、”落ちた強豪飛べない烏”」

『そうそう！だからこそ面白そうだなって。』

落ちた強豪飛べない烏って言われているのに、そこからまた、強豪になったら面白いじゃない？

それに、そういうとここそ支えたいし。

あ、だから引っ越したんじゃないよ。親の都合でね。

後、烏野に行っちゃうけど、音駒のことも応援するし。

『研磨と鉄もバレーし続けるんでしょ？』

黒「まぁな」

研「何となく…」

研磨は相変わらず…

黒「やっぱり幼なじみ兼心友が引っ越すとなると寂しいな。」

『でもまぁ、毎日会えなくても、メールはいつでも出来るし。』

研「それじゃあまたね。A」

『うん。またね。研磨。鉄。』

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Aちゃんは研磨のことを『研磨』、黒尾のことを『鉄』と読んでいます。