【ハイキュー】生意気なクソガキを預かった【青葉城西】

No.6 及川さんの朝 ページ6

目覚ましの音で目が覚めた。

腕の中には、スヤスヤ眠るAが居る。



及川「黙ってたら、絶対可愛いんだけどね」


絶対モテてるよね。顔良いから。

性格に難ありだけど。



及川「及川さんは両方パーフェクトだけどね！」

『朝からうるさいとおる』

及川「うおおっ！？お、起きてたの…？」



ちょっと、驚くからやめてよ。

及川さんの心臓が止まっちゃうから。



『…用意しなくていいの？』

及川「え"……や、やばっ！」



Aに布団を掛けて、急いで支度を始める。

及川さんの髪型は時間が掛かるからね！




及川「……うん！オッケー！今日もカッコイイ及川さんかんせー！」

『ハゲてるの隠すためにセットしてる…』

及川「だーかーらー！禿げてないって！うちの教頭に言ってくれるかな！？」



ガキと口喧嘩しながらも、学校の準備をする。

…よし、準備おk。



及川「今日は、家に居るんだっけ？」

『うん。学校は来週から行く』

及川「そっか。母さんも仕事で居ないからちゃんと家で大人しくしてるんだよ？」

『とおるみたいに変な事しないから安心して』

及川「俺もしないから！！」



靴を履いていると、ピンポーンとチャイムが鳴る。

岩ちゃんが来たという合図だ。



及川「じゃあ、行ってきます」

『行ってらっしゃいとおる』



可愛く小さい手を振るAにちょっとトキメキながらも手を振り替えす。

外に出てみれば、少し肌寒い。

岩ちゃーん！と手を振っても無視された。

Aより愛想悪いよ岩ちゃん。Aに負けたね！！




岩泉「…何朝っぱらニヤニヤしてんだ。気持ちわりい」

及川「イケメンが笑ってるの！てか、岩ちゃんLINE見てよ！」

岩泉「夜22時にLINEされても見る訳ねぇだろが」

及川「ひどい！既読ぐらいしてよ！未だについてないんだけど！！」

岩泉「ムカついてブロックした」

及川「俺の扱いが酷すぎる！」

No.7 及川さんの昼ご飯→←No.5 寂しいお年頃

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す