余韻 ページ34
お兄さんと別れて自分の部屋に入る
上着を脱いでバックと一緒に床におく
そのままベットに腰掛けると、先程の会話や仕草などを思い出しては、頬が熱くなるのを感じ口元に手を当てて余韻に浸る
「あー…本当にかっこいい、無理だ」
一緒に話してるだけで、一緒にいるだけで幸せだ
告白なんて出来るだろうか…
しかもデート、の約束もしてしまった
次のデートの時、思い切って言ってしまおうか
会う時の反応等も見てから言った方がいいか
近くにあったクッションを抱きしめながら、久しぶりの恋になやみふけっていた
〜♪
「！？」
スマホが音楽を鳴らしながら揺れている
画面を見てみると旧友の名前
「……シルク、？」
不思議に思いながら緑の通話ボタンを押す
「もしもし？」
シ「おー、A、でたでた！」
「どうしたの？」
抱きしめていたクッションを隣に置く
シ「最近兄貴とどうだ？」
「……は？」
……シルクに知られてる、？
シ「だから、最近兄貴とどうかなって」
「なっ、なんで……」
シ「お前の感じ見ればわかるって！何年の付き合いだと思ってんだよ」
どこでバレたんだ…
「どのタイミングで知ったの…」
シ「んー、お前が鬼ごっこの動画みたーって話してた時かな、なんとなくだったけど」
観察力すごいなこいつ
「あの時たしかに変な反応しちゃったしね…」
シ「あれはバレるだろ」
「はぁ、今日飲みに行ってきた…」
シ「おっ！そうか。楽しかったか？」
「うん、本当にたのしかった。話してるだけで楽しい」
シ「恋する乙女だな」
「うるさい」
シルクには色んなことを話した
高校の時からいつもよく色々と相談していたからその頃の話もしつつ、お兄さんのここが好き、お兄さんは優しい、お兄さんが好きだ、と。
シ「……なんか身内の事だとすっげ恥ずかしいのな」
「……つい色々話しちゃったな」
シ「俺は応援するぜ、兄貴もAも好きだから。2人ならお似合いだと思うぜ」
「ははっ、はずかし。でも、ありがとう、助かります」
シ「なんかあったら相談してなー、また今度会おうぜ」
「うん、ありがとう、おやすみ」
シ「おやすみー」
なんだかんだで1時間くらい話してしまった
両方の事を知ってる人に話せたのはなんかスッキリもしたし弟のシルクに話せてよかった
シルクに話したあと、酔いも冷めたのでゆっくりシャワーを浴びて寝ることにした
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梍鵺(プロフ) - ああああああああ(尊死) 夢主がかわええ……() (2020年8月7日 4時) (
レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
れんや(プロフ) - なっちーさん» 読んでくださってありがとうございます！いやぁ、かっこいいですよね…お話の兄クロさんがかっこよく表現出来てたなら良かったです…(;_;)続編も頑張ります！ (2020年4月2日 18時) (レス) id: e265e92828 (このIDを非表示/違反報告)
なっちー(プロフ) - 兄クロードカッコいい…続編も楽しみますね！ (2020年3月29日 21時) (レス) id: 93f1e472f5 (このIDを非表示/違反報告)
れんや(プロフ) - junさん» ありがとうございます…！そう言っていただけて本当に嬉しいです…！兄クさんとのこの続編も書くつもりでおりますので、お待ちください〜！！ (2020年2月21日 20時) (レス) id: e265e92828 (このIDを非表示/違反報告)
jun(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても楽しく読ませていただきました！続編など楽しみに待ってます！ (2020年2月21日 16時) (レス) id: 37d10c3172 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんや | 作成日時：2020年1月29日 5時
