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｢お前いい加減にしろよ、メーワクなんだよ、ここに来んな、ばーか！｣
｢へぇ、ちびって言われて怒ってんの？…逆ギレってこわーい｣
どっちがヤンキーなんだよってレベルで、うらたんは久々ってレベルで顔を真っ赤にさせて怒る。キーっと叫ぶと、それに何故か対抗するA。怖がるふりをして完全に煽っているその様子は、うらたんが人を殺すかもしれないキッカケになっても仕方ない話で。
うらたんはその言葉にプツンとなにか切れたみたいで、瞬きもせずふっと拳を上げた。流石に女の子殴るのはやばい…！そう思った俺はすかさずうらたんの手を止めた。
｢なに、センラもあいつの味方？｣
｢一応俺先輩ね。…暴力はいけへんの。落ち着いてください｣
そう言うとポッケに手を突っ込んで、チッと舌打ちを漏らした。いやまじどっちがヤンキーやねん。
｢…センラって以外に優しーんだね｣
｢流石に女の子が殴られるところを、呆然と見てられんですわ｣
｢…かっこつけやがって。｣
そう言ってふいっと窓を見てしまった。裸足でパイプ椅子に体育座りしたまま、窓を見る彼女の姿を目に焼き付けてしまった。
｢……邪魔したね、今日は帰る｣
｢おーそうしろよ、二度と来んな！！｣
｢黙れチビ｣
｢あ"ぁ？！｣
しばらくすると裸足のまま上靴を履いて立ち上がった。止めようと思った、……なんで止めようと思ったんかいまいちよく分からん。やけど、それはうらたんに阻止されてしまう。
扉を開けて出ていこうとするから、俺は生徒会室の前まで駆け寄った。するとその音に気がついたのか、振り向く。黒髪のいい香りが、ふわっと。
｢…なんで来たの、私が可愛くて？｣
｢んなわけあるか、あほ｣
｢また来る、…チビには言うなよ｣
そう言って意地悪そうに笑った。先輩やから、とは口が開かなかった。なんてったって、その笑みが綺麗で、色っぽかったからだ。バレないようにふっと目を逸らすと、彼女は畳み掛けて声をかける。
｢…あと、助けてくれてありがとう。しょーじきちょっと怖かったし｣
俺はもう一度彼女に目をやった。その言葉が聞けるなんて思ってもなくて、目を見開いた。パチンと目が合って途端に彼女は『やっぱ死ね！！』と言って扉を閉めた。身を乗り出してしまっていたから、額にドアがぶつかる。
このドクドク動く心臓は、なんなんやろか。
恋？は？ざけんな。黙れカス。
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ゆきか - 初コメ失礼します！すごく好みの作品で楽しく見させていただいています！続き待ってます！ (2019年9月19日 17時) (
レス) id: f42ad21887 (このIDを非表示/違反報告)
さく - 更新止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！ (2019年7月28日 2時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
楓 - めい*cerw*さん» おっ、こたぬきなんですか！まーしぃが堂々とした年中お年頃な変態なら、センラさんは隠れ変t((← (2019年3月23日 21時) (レス) id: c3db11d6ec (このIDを非表示/違反報告)
めい*cerw* - 楓さん>>こちらこそありがとうございます！センラー！いいですね〜！ もしかしたら時々下ネタ言うセンラさんもまーしぃーと同じお年ごr(((すみません！！！！！！！！(こたぬき)← (2019年3月23日 21時) (レス) id: 6f4d80c867 (このIDを非表示/違反報告)
楓 - めい*cerw*さん» おぉ、いきなりだったのに返信していただきありがとうございます。変態なのも含めてまーしぃですからねー。(センラー)←まーしぃは年中お年頃なんですよ、きっと。 (2019年3月20日 22時) (レス) id: c3db11d6ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょうゆのすけ | 作成日時：2019年1月31日 14時
