ドッキリ系歌い手、今日も頑張ります 【歌い手】

＊続 ページ27

そしてセンラくんの紳士タイムは終わってしまった。ダムが決壊したようにボロボロとまた話し出す。


｢センラく……｣

『なんでそんなん言うん…なんで最期に俺に電話かけんのっ…いやや、俺ここからどんだけ急いでもA止められんもん…いやや、やめて、行かんといてｯ、死 なんといて…』


え、センラくん名前呼んでも暴走止まらんねんけど、ちょ、センラくん…いつものセンラくんやない。

弱虫でセンラくんの大人の欠けらも無いやん。そんなセンラくんは見たくない！！

そして受話器に向かって大声で言ってやった。


｢んなとこで死 んでたまるかいな！！！！センラくん何言うてんねん！！！｣

『へっ？』


センラくんの間抜けな声が聞こえた。私はその勢いで続けてしまう。


｢こんなドッキリばっかイタズラばっかの女が『疲れたよぅ〜』なんて言うかいな！最初のセンラくんはええけど途中からのはセンラくんやない！！！そんなやつと最期に話すのは…絶対嫌やわ！！！！｣


ハァハァと呼吸を荒くさせて携帯を握りしめた。すると騙されたぁと言うゆるい声が聞こえてふふっと笑い声が聞こえた。




『……俺、クソだっさ』





｢え、なんて？｣

『いいえ、なんもないですよ』

｢そ、じゃあドッキリなんで。お疲れっす｣

『今度なんか奢ってや』

｢すんません。｣





結果:紳士の仮面が取れた。優しい。


＊リクエストありがとうございました！＊

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リクエスト、皆さんありがとうございます。

又、私の大好物のコメント、たくさんありがとうございます。

これからも頑張ろうと思えて、とても皆様のコメントや評価等には感謝でいっぱいです。

リクエストの返信、出来ていなくて申し訳ございません。

返信するとコメントが下に落ちてしまい、見れなくなるので返信はしていませんがしっかり見て確認しております。その辺ご了承ください。

又、今作品にてこのシリーズは終了させる予定なので、リクエスト書ききれない場合があります。ご理解宜しくお願い致します。



＊純粋に恋して何が悪い！が殿堂入りしました。ありがとうございます

＊今作品、お気に入り作品1000人超えました！ありがとうございます



長文失礼致しました…。

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