＊続 ページ2
扉を開けて私をじっと見て一言。
｢寝ぼけとんのちゃうん？｣
｢…いや、なんか俺らの事自体忘れてるというかなんというか…｣
うらたさんがさかたんにしがみついて言い訳をしながら私を指さした。私はビクッと肩を震わせて怯えるフリをする。
｢…な、なんでこんなに知らない人ばかり…｣
｢A？さ、坂田やで？｣
｢さ、坂田？だ、…っ、誰なんですかｯｯ？！｣
ヒステリックな声を上げると流石にさかたんもビクッと肩を震わせ一歩足を引いた。
｢…記憶喪失｣
｢一理ある…｣
｢んなアホな…｣
いやぁ女の子って分かっても全然変わんねぇな浦島坂田船組は。ハッハァ！！
そんな顔しないでおくれよ…。＿＿心の中はドヤ顔で＿＿私は真顔で3人にこう言ってやった。
｢ドッキリだから｣
｢はい早速引っかかってもたーーー！｣
さかたんが大声を張り上げた。まーしぃはやっぱりな、と言わんばかりの呆れ顔。うらたさんはふくれっ面のまま1番最初に寝室部屋を出ていってしまった。
というかここ私の家だから。
寝室を出て昨日の新年会会場、リビングへ向かうとセンラくん以外は缶ビール等のゴミをめちゃくちゃにしてすやすやと眠っていた。
ここ私の家なんだけど。
センラくんは仕事なのかなぁ…。ゴミを集めながらそう考えた。
まふくんと天月くんはソファーの上で、そらるさんは机に顔を付けたまま寝てて、形跡的にはあとの3人は床でバタンバタン倒れてたんだなぁって感じ。
てかマジセンラくんいつ帰った。
女の子ってバレてもそんな変わんない毎日じゃないかぁ〜と安心してた。距離置かれたらどうしようとか、女の子は無理とか言われるかと思ったぁ…。
え？違うことは気にならなかったの？って？
いやぁ、あの人達だよ？！ないないなーい！だって今まで散々私がイタズラしてきたんだもん！
…まぁ、怖くて泣いたことはあったけどそれは彼らの圧が強かったというかさかたんがやばかったというか…。
まぁそれなりに勘は鋭いつもりだし、空気も演技でそれなりには読めるつもりだし、さっきみたいにとっさの判断でドッキリにもちかけることは出来る！私にできないことは無い！
なぁんて、
余裕でいられたのは、いつまでだったやろか？
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しらす好き - うわぁ！！騙されてしまいました！これからも、頑張って下さい！ (2019年2月10日 15時) (
レス) id: f05a7b8ab9 (このIDを非表示/違反報告)
雫@更新おそめ(プロフ) - わあああああ騙されました騙されました！！！！すごいすごい！！めっちゃいいです！！！！これからも応援します！！！ (2019年2月10日 14時) (レス) id: 6d0f7297ef (このIDを非表示/違反報告)
仲館 瑠美(プロフ) - 続編よっしゃゃゃ！見事に引っかかってしまった(泣)これからも頑張ってください！ (2019年2月10日 13時) (レス) id: 8a67a74e89 (このIDを非表示/違反報告)
しょうゆのすけ(プロフ) - 咲魔＿ジャジャ麺さん» ご指摘ありがとうございます…誤字が多くて大変申し訳ございません。ありがとうございます (2019年2月9日 17時) (レス) id: d6c32b13a2 (このIDを非表示/違反報告)
咲魔＿ジャジャ麺 - びしょ濡れドッキリのところ女の子って笑ってからそうだになってますよ (2019年2月9日 10時) (レス) id: ac3afb786c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょうゆのすけ | 作成日時：2019年1月8日 16時
