動物好かれがたぬきに好かれました【うらたぬき】

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ナンパ男から顔を逸らしたら、逸らした先にうらたがいた。



そのまま浦田にキスされる。


何度かされたけど、その中でもいちばん長い。









唖然とするナンパ男。

それをちらりと見て浦田は私から口を離す。




｢……どーぞ♪お好きなようにしたらどう？｣

｢ぷはっ……ちょ、何言ってるの…｣



ここまで来てお好きにどうぞ？ふざけてるのか！


一瞬君に振り向いてしまった自分が怖い。

だがしかし。




｢いや、や、やめておきまッス｣

｢失礼しました！！！！｣



冷や汗を流しながらそそくさと逃げていった。






ふと、うらたの方を見ると、思わず声が漏れるほどの殺意剥き出しの………瞳。



｢ヒッ…｣

｢あっ、驚かせてごめんね｣




私の声に気付くといつものあの目に戻る。

そしてぷいっと私から目を逸らしてぼそっと言った。



｢俺の大事な彼女、取られてたまるかよ｣

｢うらた………。｣






｢誰があんたの彼女なんですかね。｣



確かに。今普通に彼女呼ばわりしたよね。いつ彼女になったんだよ。とツッコミが心の中に入る。



声が上から来たのがわかった。

上から石が降ってくる。

それはうらたの頭に直撃した。

頭をさすりながら、上を睨むうらた。







｢………だーれ？｣



うらたがそう言いながら岩の上を見上げる。


見ると岩の上でしゃがんで石を手のひらの上で遊ぶ真冬くんの姿だった


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私、しゃけが、Twitterを、はじめたら、フォローして、くれますでしょうか…(震え声)

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