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夢のような日からすでに1ヶ月が経った。
ふっかとは普通に連絡もとってるし、
エントランスや部屋の前で会った時は
普通に挨拶はしてるけど
ゆっくりご飯に行ったりとかはしていない。
めめとだって普通にラインはしてるけど
あの日以来会えていなかった。
．
れんAちゃん
れん今日ひま?
．
二人のことを考えていると
不意にスマホが鳴るものだから
思わず身体がビクッと震えてしまう。
．
……めめからだ。
今日は一日暇してるけど
どうしたんだろう？
．
A暇してますけど、
Aどうしたんですか?
れんデートしない?
．
………
ちょっと待って
え、ほんき？
めめとデート…？
プチパニックを起こしてる私は
めめとのトークを開いたまま、フリーズしてしまう。
．
私騙されてるのかな？
だってめめから誘われてるってことは
推しから誘われてるってことでしょ？
推しとデートするってことでしょ…？
急展開すぎて頭が追いつかない。
．
〜♬
え、今度は電話！？
．
「…はい、」
目黒「既読してるのに返事遅い」
．
電話越しのめめの声。
実際に話した時よりも少しだけ低くて
ちょっぴり拗ねてる。
拗ねてるめめを想像したら
それにときめいてしまって
思わずスマホを落としてしまった。
＊＊
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作者名：陽梨
| 作成日時：2020年8月2日 1時
