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＊＊
何かを炒めているような
いい匂いで目が覚めた。
キッチンの方を見れば
険しい顔で何かを作っているふっか。
．
深澤「…ん？あ、はよ」
「おはようございます、」
深澤「よく寝れた？」
「おかげさまで。笑」
．
あの後、
私達は何かを話すわけでもなく
ただただ静かな夜を過ごし、
気がついたら眠っていた。
．
深澤「もうすぐ朝飯出来るからさ、めめ起こしてくんない？」
．
めめは、
恐らくあれからずっと私の膝の上で眠ってて
寝相がいいもんだ。笑
と少し感心。
．
「目黒くん起きて、朝だよ」
目黒「…んぅ、あれ？おれ、」
「ふふ、おはよ。笑」
．
いつから寝てました？なんて
目を擦りながら聞いてくるめめ。
寝起きもかわいいなんて罪だなぁ。笑
．
深澤「まじでめめ酒弱すぎだろ。笑」
．
俺ん家来てすぐ寝てたぞ。笑
と笑いながら話すふっかに
まじっすか、すんません…
と反省気味のめめ。
めめのこのしゅん顔はまじ保護案件
なんて考えていたら
飯できたから食べるぞって
ふっかがテーブルに並べてくれる。
朝起きてすぐに朝食が出てくるなんて
本当に久しぶりで
ふっかが作ってくれた
温かいごはんは文句無しに美味しかった。
＊＊
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作者名：陽梨
| 作成日時：2020年8月2日 1時
