【d!】ヒロインなんて嘘だった【学パロ】 (ページ32)

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ハッピーend 3ー6 ページ32

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「なぁ、おもいっきし遥香を可愛がってAを嫌ってるふりしてさ、そのあとめっちゃ甘やかすってどう?」

「あぁ、なんか恋愛とかでようやるやつやな。」

「え?しゃおちゃんそんなことしてんの?」

「そんなことってなんやねん!俺人気ないからそんくらいせな彼女できひんねん!」

「あぁ。」

「否定しろや!!!」

「はいはい、喧嘩は後でして。皆この案でいい?」

「ええで。」

「いいんちゃう?」

俺もまぁまぁいい案だと思うし、同意することにした。恋愛についてはあまり興味はないし、女も嫌いだがAには好きになってもらいたい。

「ん。じゃあこの案で決定ね!各自または協力して実行。期限は一週間!そのあとはめっちゃ甘やかす!スタートぉ!!」

「えっ?各自でするん?」

「うん。だってさ、皆一緒に同じようなことしたらおかしいじゃん。だから各自で考えて実行の方がいいでしょ?…………………それに話し合うのめんどくさいし。」

「絶対に後者が本音だろ?」

「…」

「無言の圧がすごい。」

とりあえず、言われて嫌なのはなんだ?俺だったら何をされるのが一番嫌になる?俺は………

誰かの代わりにされること。

これをAにしてみよう。

「シャオロン!ゾム!一緒にやらへん?」

「ん?ええけど何するん?」

「俺もええで～。」

そしてあの出来事が起こった。