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しばらくの間何も手につかなくて


今までのことが現実だったのかも分からなくなって、
あれ私夢見てたのかななんて思うようになった





そんな私を見かねた藤ヶ谷さんから

『俺なら絶対にそんな顔させない』

って甘い誘惑


またゆらゆら揺れ動く私の心





藤ヶ谷さんは
『俺のこと好きじゃなくてもいいから
俺と付き合って北山のことなんて忘れさせてあげる』




って
そんなこと言わせたいわけじゃないのに
そんな顔させたいわけじゃないのに





私は最低だから
そんな藤ヶ谷さんの優しさに甘えて

『好きだよ』



って偽りの愛で藤ヶ谷さんと付き合い始めるの

ほんと私って最低な女









藤ヶ谷さんと付き合い始めて半年が経って


北山さんの事もほとんど忘れて


たくさんの愛をくれる藤ヶ谷さんと
幸せな時間を過ごしてた






なのに、

ある日家に帰ると

家の前に見たことのある人影






そこには私が忘れたくても忘れられなかったひとがいた

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設定タグ:キスマイ , 北山宏光 , Kis-My-Ft2   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:むぅ | 作成日時:2018年6月28日 22時

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