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影山と彼女19 ページ26

影山Side


彼女の気持ちを聞いた瞬間、


俺は少し乱暴に彼女を抱きしめた。


影山 「ーーー・・・」


A 「///」


Aは驚いていたようだが、


ゆっくり、俺の背中に手を回してくれた。


影山 「いい、のか?」


A 「・・・うん」


影山 「はぁーーー・・・」


A 「影山くん・・・?」


影山 「・・・。やっと・・・手に入れた」


20cm近く小さい彼女を腕の中に入れて


強く・・・抱きしめた。











ASide


暫く影山くんに抱きしめられて、


コートの下から
微かに聞こえる
心臓の音を聞いていたけど


A 「っくしゅ!」


影山 「!悪い・・・寒かったか」


A 「い、いや・・・大丈夫
(もう心臓が煩すぎて、
寒いんだか何なんだかわからないし・・・)」


影山 「・・・送ってく」


A 「・・・うん。」


当然の様に手を握ってくれて


影山くんは歩き出す。


さり気なく車道側を歩いてくれたり


いつもしてくれていたけど、
改めて優しいなぁと感じる。


ギュ


影山 「!///」


あたしは無意識に


彼が握ってくれている手に力を込めた。

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作者名:Rin | 作成日時:2019年11月19日 20時

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