ヤンデレな彼らに追われて…【短編集】

大きくなったら！ 〜毒島メイソン理鶯〜 ページ15

『大きくなったら理鶯のお嫁さんになる！』


いつの日か交わした約束、私はその事について今の今まで忘れていた…


小さい頃、親が海外に転勤することになり家族全員でアメリカに住むことになった…その時に理鶯に出会った


理鶯は私がいじめられているとすぐに助けに来てくれたとても優しい人だった…


小さい頃はよく「お父さんのお嫁さんになる！」と言う人が多いだろう…私もその1人だ、相手は理鶯だったがあの時は本当に大好きだった。


数年後、親の転勤先での仕事が終わりようやく日本に帰ることになった…確かあの時に約束したのだろう


私が社会人になってから、理鶯が日本で海軍になっていることを親から聞いた…だが、新たな政治により軍は無くなり会える手段が無くなったが最近私はヨコハマの会社で働くことになった


ヨコハマに来て数ヶ月、理鶯に会った…


「A、久しぶりだな」

「うん！理鶯も元気そうだね」

会えたことはとても嬉しかった、久しぶりの再開に今までの出来事を全て話した…日本に戻ってから出来た友達や帰国子女って言うだけでいじめられたことも全部、だけどいい思い出と笑いながら話していた





これが、これから起きる悲劇の引き金になるなんて思っても見なかった…

終わり ログインすれば
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