ヤンデレな彼らに追われて…【短編集】

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「イヤっ！」


一郎に抱き締められた瞬間恐怖を感じ衝動的に一郎から離れた


「…」

「あ…えっと‥」


いきなりの事でポカンっとする一郎…
Aはドアを閉めようとドアノブに手を掛けた


バンッ


「そんな簡単に逃すわけねぇだろ？」


ドアを閉めようとしたら一郎にドアを抑えら
た…が、一郎は無理やりAの家に入った


ガチャ


一郎はカギを閉めたらAの腕を掴みAの部屋へ向かった


ドスッ


部屋に着くと乱暴にAをベッドに押し付ける


「い、嫌だ…いち…ろ」

「アハハッその顔すげーいいなぁ…」


嫌がるAを愛おしいそうに見つめながらAの頬に伝う涙を指でスっと拭う


「俺さ、ずっとAのこと見てたんだぜ？学校行く時や帰るとき、暗い時間帯ならAの近くで見守ってたんだぞ？」

「そ、そんな…一郎、なんで…」

「フッだからさっきも言ったろ？愛してるからって。ホントに好き過ぎてどうにかなっちまいそうだ…あは、アハハハッ」


光など宿してない濁った瞳でAを見つめる一郎‥


「助け…て、誰か…」

「おい」


ビクッ


「助けて？お前には俺がいるだろ？他に何を求めんだ？あ…そうか、俺の愛をもっと…モット伝えないと…」


一郎はAを強く抱き締める


「好きだ…いや愛してる、愛してる！(名
前)…もう、一生離さない…」

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