狼谷兄妹5 ページ6
私は鳴上先輩が指差した方向に向かって一目散に走った。
A「ちょ、なんで来たの？兎田」
門のとこにはたかちゃんを抱いている兎田がいた
兎田「いやぁ〜、今日いつもより早くみんな迎えに来てね。鷹1人になったさぁ〜Aに会いたいって言って泣き出してさ、ようやく泣き疲れて寝たとこ」
A「ちぇ、竜一って人と虎太郎って人に会いたかったのに」
兎田「えぇ〜じゃあ、俺には会いたくなかったってこと？ショック〜」
シクシク、と嘘泣きをする兎田
A「別に…会いたくないとか思ってない」
兎田「えっ！？意外、Aがそんなこと言うなんて」
A「とにかく、たかちゃんを届けてくれてありがとう」
そう言って手を出すと、兎田はたかちゃんを渡してはくれなかった。
兎田「この優しいお兄さんが家まで送るから♪」
早く帰る準備してきてっと背中を押され戻され、帰る支度をして兎田の所へ行った。
A「今日の兎田は変だね」
兎田「うわ、なにそれ傷つく〜」
A「人を送るとか、普段しないくせに」
兎田「え〜超紳士じゃん俺」
A「きりんちゃん、兎田がニートだって言ってた」
兎田「うわ、俺へこむ」
A「あ、家そこなんで」
兎田「え、あ、分かった。ハイ、こーたい」
兎田は私にたかちゃんを預けた
A「では、今日はありがと。」
兎田「いーよいーよ、でも周りの人から夫婦って思われてたりして〜」
A「ｸｽｯ…ばーか(微笑」
兎田「ｯ！！？」
A「じゃあ」
Aはたかちゃんを抱き抱えるとマンションの中に入っていった。
兎田「…今のは反則でしょ////」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 186人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アルル | 作者ホームページ：http://Assassination-Classroom
作成日時：2018年3月29日 19時
