もう、いい子ちゃんは疲れました！！！

15話 ページ19

仁兎「お前りゃ、なにやってりゅんりゃ？」


たまたま近くを通りかかったのか仁兎はこちらをギョッとした目で見ていた


A「仁兎先輩〜この人怖いんですけど」


斎宮「うるさいのだよ！！いい加減着るのだよ！！」


A「ちょ！やめてよ！！ていうか脱がすなぁァァ！！！」


仁兎「おい！斎宮やめりゅんりゃ！！」


それから仁兎先輩に助けてもらいなんとか逃げきれたAだが、逆に斎宮はAに嫌われたと呟きながらどこかへ去って行きました


A「私、転校しようかな…？」


高峯「え、先輩転校しちゃうんすか？」


A「あ…」


そうだ、もう一人いた。
南雲鉄虎に引き続き懐いてきた1年高峯翠


A「いや、転校しないから」


高峯「よかった、俺、先輩いなくなったら鬱すぎて死んじゃうから」


え、この子ヤンデレなの？え？
どうして高峯がこんなにも懐いたのかというと…


A「さっぱりわからん」


高峯「何がっすか？」


A「翠はさ、前まで必要最低限の事しか話さなかったのに急に懐き始めたよね」


高峯「あぁ、なんか元からゆるキャラみたいで可愛いって思ってたけど話しかける勇気なくて…でも、昨日の件での先輩の姿みたら、なんだろう…ギャップ萌？みたいな感じで、意外と話しやすいのかもと思いました」


A「え？あぁ、そう…」


一、二年後…瀬名泉みたいな人にはならないでねと強く思ったAであった

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