捻れた世界にて異形【ラギー編3】 ページ3
ラギー「魔法宣言しろッて!!」
バッ
ド オン
ィィィィィィィィィィ
ダダダダダダダ
ラギー「(本気で殺しに来てる…)」
ビュン
ラギー「(悪いッスけど
魔法勝負は今度ッス…
地上に降りるッスよ!)」
ガサガサ
キロキロキロキロキロ
イイイ
イイイイ
イン…
ウィーン
ドン
バキバキバキ
ズドッ
バサァ
ファサ
___________________
パチパチ
ラギー「…これはひどい
いつからスカラビア寮内は臓物の砂漠に
なったんスか… よいしょっと…
そこら中生徒の死体だらけじゃないっスか…」
___________________
ラギー「(もしかして、地上の方が危険じゃないの… けど、今更引き返すわけにも…)」
「っ…
ぐすっ…」
ラギー「監督生くんーっ!!」
ビクッ
監督生「あ…あ
ラギー先輩…」
ラギー「どうしたんスか…
この世の終わりみたいな顔して…」
監督生「ううう…
怖かったよーー!!!!」
ラギー「わかったから落ち着いて…」
監督生「いきなり変な奴らがやってきて
みんな殺されちゃって…ぐすっ ひぅ…
デュースとグリムとはぐれちゃって、
1人になっちゃったのでエースを探しに行こうと思って…」
ラギー「(スカラビアだけじゃないんスか…!?)」
監督生「う…ぅ…
ラギー先輩、早くここから出ましょうよぉ、
まだ死にたくないです…」
ラギー「まぁ、落ち着いて、
後で回復魔法を使えばある程度…」
監督生「違うんです…
普通の魔法は使えても回復魔法が
使えないらしいんです…」ポロポロ
ラギー「わかった、
ひとまずここから出ましょ
詳しい話は後で聞くッスから…
だからも 異形生徒1「ン?」」
ラギー「!?」
異形生徒1「ン?」
監督生「あ… で…でた…
ラギー先輩逃げましょうよ!
アイツらに殺されちゃう!!!
ラギー先輩ッ!!」
ラギー「…
なるほど…
少しハンデッスけど
戦ってみましょ」
ブン
監督生「!?
何を言ってるんですか…!?
いくらラギー先輩でも
勝てるわけないですよっ!!」
異形生徒2「キャハハハハハ」
監督生「イグニハイド寮長でも
かなわなかったんですっ!」
カサカサ
パタパタ
ブウウウン
監督生「まさか、ラギー先輩
逃げる為の時間稼ぎを?
だったら監督生、ラギー先輩の分まで生き
ラギー「監督生くん!!」」
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森林ゆず@ヘタクラ(プロフ) - おうふ…好きです (2022年4月25日 11時) (レス) id: 48300ce6a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルイマ | 作成日時:2021年4月24日 20時