黄金体験�� ページ7
オルクside
聞き慣れた誘い文句、鞄を盗まれる観光客。そして、子供に麻薬を売る大人。これが、
「すみませ〜んサンタキアラ教会ってどう行くんですか？」
ボク達の所に2人の観光客の女の人が来た。サンタキアラか...
ジョ「ああ、サンタキアラならこの信号を突き当たりに右に曲がって」
「ああ〜やっぱり！そっちで合ってたじゃん！」
ジョルノの髪は黒髪から金髪になった。本人曰く突然なったって言っていた。...ジョルノが金髪になった理由は知ってる。それは彼の父親ディオ・ブランドーの遺伝。本格的にスタンド能力が目覚めたからだ。
「ありがとうござい...キャッ」
ジョ「おっと」
そこに男の人が女の人にぶつかって倒れそうになった。すかさずジョルノが女の人を支えた。
ジョ「大丈夫ですか？」
「あ、ありがとうございます...///」
女の人はぶつかった男の人に謝ったけど男の人はぶっきらぼうな態度で通り過ぎようとした。が、男の人の手を見ると財布があった。女の人から取ったんだ。ポケットに入れたところを気づかれないように取った。
オ「あの、これ落としましたよ」
「えっ、わぁ！ありがとう！」
女の人達はサンタキアロに向かって去っていった。その時2匹の蝶が飛んできた。ボクは肩に止まった蝶を指で挟む。すると2匹の蝶はお金に変わった。
オ「この町じゃ油断しちゃいけない」
ジョ「ずるいな」
オ「道案内料だよ」
2人で話ながらアイス屋に行く。さっきのはジョルノのスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」をボクのスタンド「レコルドル」で使った。
オ「ボクはクリームチーズ、ジョルノは？」
ジョ「チョコレートとピスタチオをダブルで1つ...あっ」
ジョルノの目線の先を目で追うと子供がこっちを見ていた。食べたいのかな。
ジョ「2つで」
「はいよ」
やっぱり優しいな...ジョルノは。アイスを食べながら町を歩くと心地の良い風がふいた。
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作者名：ふーちゃん | 作成日時：2022年3月30日 6時
