2Q ページ3
そんなある日希莉花が私に
希莉花「ねぇ、私好きな人出来たかも」
A「え!?嘘!?誰々!?」
希莉花は私の耳元で
希莉花「あ、赤司くん…」
え、
希莉花は顔を赤くしていた
まさか、希莉花と好きな人が同じになるとは思わなかった
希莉花「私告白してみようかな…」
うそ…
希莉花「Aはどー思う?」
希莉花が赤司くんに…
希莉花「…い……おーい………おーいA!」
A「ご、ゴメン!何だった?」
希莉花「赤司くんに告白するの手伝ってくれない?」
希莉花はお願いと付け加え私に頼んできた
ホントは応援なんてしたくない
でもここで私も赤司くんが好きなんだって言ったら絶対お互い気を使うだろうし話す回数も確実に少なくなる
そんなのは嫌だ
A「うん…いいよ」
神様仏様希莉花の恋が叶いませんように
ゴメンね希莉花
アナタの恋を私は応援することが出来ない
希莉花「じゃあさ!早速なんだけど!」
希莉花は嬉しそうに告白する手順を考えた
私は適当に頷いた
希莉花「じゃあ来週の月曜放課後の校舎裏!決定!」
A「がんばって希莉花」
ホントはこんなこと言いたくない
でも希莉花は私の大切な親友
失いたくない
ゴメンね希莉花
私はこれから希莉花にどう接すればいいの?
私は友達は少ない
必要最低限のことしか人とは話さない
でもこれだけは我慢出来ない…
辛い
ただその言葉がずっと私の脳裏にグルグルと回っていた
……………………………………
そして今日の部活が終わった
私はいつも通り希莉花と下校した
でも私はいつものように希莉花に接することが出来なかった
希莉花「じゃあA!月曜宜しくね!」
A「うん」
と言って私達は別れた
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作者名:しおん | 作成日時:2017年11月27日 22時