L . T U N E H O U S E !! 〈３〉 (ページ8)

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# 久々 . ページ8

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たまたま通りかかって

ゆっくり扉を開いてみる

高「いらっしゃ… あ！」

「久しぶり！ゆーごくん！」

高「ほんとだよ～」

北斗の特等席に座ってゆーごくんの

ニコニコスマイルを目の前にする

高「１人？」

「うん、たまたま通りかかって！」

高「そっか。なんか、忙しいんだって？
北斗が言ってたよ～」

はい。とチョコレートケーキを出してくれる

「テスト前だし、文化祭もあるし～
ってか、いいの？ケーキ！」

高「いいよ、Aちゃんへのサービスね」

「嬉しい～！あとね、一緒に住んでる人の
結婚式も控えてるんだ～！！」

高「らしいね！はおちゃんも言ってた( 笑 )」

はおもジェシーくんとよく来るらしく

ここに来てなくても私の情報は筒抜けなんだとか( 笑 )

高「文化祭とか懐かしいな～」

「そんな大昔みたいな言い方( 笑 )」

高「俺ね、今の彼女と大学の文化祭で
付き合うことになったんだよね」

「そーなの！？ってか、彼女いるの！？」

高「あれ？言ってなかった？( 笑 )」

「聞いてない！」

ゆーごくんはずっとニコニコしてて

話が尽きることは無かった

さすがマスター

接客業のプロだ

「じゃ、そろそろ帰るね」

高「うん！またいつでもおいで？？」

「次ははおとくる！」

高「北斗とジェシーも連れてこないと絶対いじけるから( 笑 )」

「だね( 笑 )」

外まで見送ってくれたゆーごくん

見えなくなるまで手を振った

冷たくなり始めた風

たまには息抜きも必要

…いつかゆーごくんの彼女さん見れるかな～