L . T U N E H O U S E !! 〈３〉 (ページ6)

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# 待ち伏せ . ページ6

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諸「お疲れ様でしたー！」

カランカラン

諸「ごめん！遅くなった！！」

「ほんとだよ…！！」

呑気に出てきて只今目の前で両手を合わせて謝っている諸

３０分も待ってたんだよ！？

何回変な目で見られたことか…

諸「許して～？」

「駅前のパフェで許してあげる…」

諸「お安い御用！！」

ついこの間オープンしたお店で

イチゴ沢山のパフェを注文してやった

「ん～！おいひぃ～♡」

諸「イチゴうまっ」

コーヒーだけ頼んだ諸はちょっとパフェを

向かい側からつまんでくる

諸「でさ、美勇人と話してたんだけど
余興をみんなで出来たらいいねーって言っててさ」

「それいいじゃん！思い出にもなりそうだし」

諸「ダンスとかコントとか案は出たんだけど、
なんかイマイチぱっとしなくてさ～」

「なんかありがちだよね～」

ん～。頬杖を付いて考える諸

険しい顔したり、思いつきそうになって

嬉しそうな顔したり忙しい

お陰様で後ろの席の女の子達の

『かっこいいよね』の声が聞こえております

諸「やっぱ考えつかないな～」

「謙ちゃん達には聞いたの？」

諸「いや、これから」

おなかいっぱいになったパフェの残りを

迷いなく食べ切る諸

ほっぺたに生クリームをつけて

ごちそうさまー。と手を合わせる

何も案が見つからず、パフェを食べに来ただけになった

諸「夜ご飯食えるかな～」

「まだ食べ物の話！？」

諸「俺の胃はブラックほぉぉぉぉぉるっ！！」

「…あ！さなぴーとフウカさんだ！！」

諸「おぉい！懇親の一撃をっ！！」

フウカさんはおっきく手を振って

Aちゃーん！と叫んだ

隣にいたさなぴーは微笑んでるけど

頭にふわっと手を置いて諸の所に行った