L . T U N E H O U S E !! 〈３〉 (ページ50)

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# 映え . ページ50

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怜「写真撮りません！？」

美「いいねー！それ！」

怜央くんの一言でスマホを皆取り出し

パシャパシャと音があちらこちらから聞こえる

「へっくしゅ」

ジャケットを着てるとはいえ

冬の外は冷え込む

ソファーの上に置いてあった大きなクマさんを

ぎゅーっと抱いて暖をとる

顕「よっしゃ、GET」

「ん？」

顔を上げると、ニヤッと笑う顕嵐

隣に座ってきて画面を見せられる

「消してよね～」

顕「やだー、萩ちゃんに自慢する」

「あ！次号のソロカット楽しみなの！」

顕「話そらした( 笑 )」

Aー！

リビングからフウカさんに呼ばれた

「どうしましたー？」

フ「忘れてるでしょ！？」

「…あ！」

冷蔵庫からスイーツを取り出す

フ「緊張するね…」

「はい…」

２人で手作りスイーツを出すのは始めて

日頃の感謝を込めて

みんなの元に持っていく

フ「ちゅうもーく！！」

「フウカさんと頑張りました！」

私たちの周りに皆が群がる

お酒がに合うチーズケーキと甘さ控えめのクッキーにした

萩「めっちゃ美味しそう！！」

美「ケーキいいって言われたのコレか！！」

諸「早く食べたい～」

真「やっぱ初めは俺らっしょ！？」

萩「やったー！！」

チーズケーキを切り分けてあげると

ありがとう！と語尾に音符がつきそうなくらい

嬉しそうなけいごくん

自分のを切り終えて、けいごくんの隣に座る

『いただきます』

…どうかな…？

フウカさんもさなぴーの顔を見てる

萩「ウフフ」

「美味し？」

萩「めっちゃ美味しい～！！」

モグモグして目を細めて笑うけいごくん

フウカさんに笑いかけてるさなぴー

胃のためかクッキーを頬張る謙ちゃん

ゆっくり味わう美勇人と顕嵐

お互いに取り合いしそうな勢いの諸と怜央くん

素敵なプレゼント貰ったかも…

フウカさんと目が合って自然と笑みが溢れた