L . T U N E H O U S E !! 〈３〉 (ページ48)

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# おじゃま . ページ48

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「って、訳なんですよ…」

フ「兄弟とかじゃないの？？」

「１人っこなんですよ。。」

一緒に頭を悩ませてくれるフウカさん

買い物を終えて寄り道がてらに

真田夫婦の愛の巣にやってきました()

フ「でも、浮気にしてはオープン過ぎない？」

「知り合いも多い土地なんで…」

フ「でしょ～？？」

お手製のパウンドケーキを出してくれて

紅茶までご馳走に…

真「お、美味そ～」

フ「それ、萩ちゃんの！佑馬のはこっち！」

真「はーい」

萩「いただきまーす」

さなぴーとけいごくんは

久々の再開に話が弾んでいるみたいだった

フ「やっぱり本人に聞くのが１番ね」

「ですよね…」

一口頬張ると甘さがふんわり広がる

「美味しい～！！」

フ「でしょー？教えて貰ったんだ～」

「その人凄いですね！？天才ですっ！！」

フ「美勇人くんだけどね？」

「え…、ええっ！？」

何その反応～！とキッチンから

ノートを持ってきてくれた

パウンドケーキやタルト

盛りつけの仕方までビッチリ

達筆な字ちょっと癖ある絵

「全部、美勇人…？」

フ「そう！勉強してた物そのままくれたの！
佑馬に作ってあげたいんだーって謙太郎に
相談したら美勇人くんに聞かれててさ～( 笑 )」

「そうなんですね！」

美勇人、いい所あるじゃん！！

フ「あ！ねぇねぇ！」

ちょいちょいと手招きされて

フウカさんの顔に顔を近づける

フ「この中のスイーツさ、
今度のクリスマスパーティーで作らない？？
サプライズで！！」

「わ！楽しそうですねっ！！」

フ「佑馬喜んでくれるかな～？？」

DVDを見始めてる２人の背中を見つめながら

頬杖をついて愛しい目で見つめるフウカさん

サプライズか…

「けいごくん、喜んでくれるかな…」

私も背中に呟いてみた