L . T U N E H O U S E !! 〈３〉 (ページ16)

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# 捜 . ページ16

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慎「たく… 言わんこっちゃない！」

「ごめんなさいい… ずびっ」

慎「いい！いい！起き上がらなくて」

雨にうたれて、その後の湯冷めのせいで

普通に風邪をひきました

じゅったんは朝から予約があるから

店に行って、少１時間くらいなら見れると

慎ちゃんはお粥を持ってきてくれた

慎「疲れからもきてるんだろうな～」

「ずびっ…」

慎「ほれ、チーンするか？」

「自分で出来るもん…」

終始子供扱いしてくる慎ちゃん

時計をみて、支度を始める

慎「そんな見られたら穴あくわ」

「慎ちゃんデカいからあかないよ…」

慎「…夜は焼肉にトンカツだな」

「やだ… お粥がいい」

慎「さっさと寝てなさい」

「だから太るんだ…」

慎「お黙りっ！！」

夕方には帰る。と頭を撫でて店に向かった

カチカチカチカチ…

「暇だなぁ～…」

寝ているのはじゅったんのベッド

部屋は見た目通りチャラ男って感じ

ゴチャゴチャしてるけどオシャレ

棚の横からいかがわしいDVDが見えてるのが

残念だけど( 笑 )

アナログな時計の音と小鳥のさえずりで

意識を手放した

prrr...

「んぅ… へい…」

は「やほー。体調どう？」

「まぁまぁ」

は「お腹出して寝ちゃったの？」

ジ「あっはっは！出してそう～」

「出してないし… スピーカーやめてよね」

北「A？思ったより声カスカスだから
水分しっかりとんなよ？」

「んー」

は「あ、そうそう。朗報だよ。
萩ちゃんね、Aの好きな茶髪に戻ったよ」

「んー」

は「後ねー、女の子も切ったんだってー」

「んー」

は「後ねー、今凄いAを探してる」

「んー、んぇ…？」

は「じゃ、そーゆう事だから」

「ま、待って」

は「ばいばーい」

「あ…」

直ぐに切られた電話

探してくれてるの…？

トーク画面を開けば返せず終いの文

ピコン

[ hao : 風邪凄い心配してた]

足取りもおぼつかないのに

家を飛び出していた