【銀魂】 三度の飯より茎わかめ

５話 ページ5

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お団子を食べたあと



そろそろ帰ろうと立ち上がった




『...お団子....ありがとう』




ちゃんと挨拶はしないとダメだ


近藤さんからはいつも言われていた





『また、飲もう』



銀時 「おう、気をつけて帰れよ」





一言挨拶を交わし店を出た





『茎わかめ買って帰ろう。あとスルメとか』




思い立ったら即行動


もう座右の銘みたいなもん


行きつけの駄菓子屋の前で足を止めスルメだったり茎わかめだったり見てみる



そこで気づく、さっきどうやってお団子を食べたのかを



『そうだ私お金持ってなかった…』




帰ろう




―――スタスタ


―――ちょこちょこ



ん？ちょこちょこ？



足音を感じ振り向くとそこには１匹の白猫が


前足だけ靴下を履いてるように黒い




『なに』


「ナー」


『お前に構ってる暇はないの』


「ナー」


『分かったんなら早よどっか行きな』


「ナー...」



―――スタスタ


―――ちょこちょこ



私が歩けば猫も歩き


私が走れば猫も走り出す



『なんで着いてくるの？！』


「ナー！」

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