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じゅんside

俺の腕の中で泣いてるかんな先輩。


1人で帰ってる時に見つけたんだ。

道に1人で突っ立ってるかんな先輩を。


脅かそうと思って話しかけたんだ。

じゅん「...どうしたの?お姉さん。」


そう言った。


振り返ったかんな先輩は涙で目が滲んでいて。

咄嗟に俺は抱きしめた。


かんな「うぅ...もうどうしたらいいかわかんないよっ」


そう言って泣きじゃくる先輩はいつもよりも小さくて壊れそうだった。


じゅん「先輩。俺が側にいます。」


決めた。りょうたさんには絶対に絶対に渡せない。


たとえかんな先輩が俺に振り向いてくれなかったとしてもりょうたさんにだけは絶対に。


かんな先輩が落ち着いて、俺とかんな先輩は進み出した。
目を真っ赤にして腫らしてる先輩を見ると胸が苦しくなった。

だってその涙はりょうたさんに向けた涙でしょ?

俺にじゃないんだろ...


何も俺は声をかけてあげられなかった。

するとかんな先輩が口を開いた。


かんな「ありがとね。それと、放課後の告白だけど...」


あ、俺告白したんだ。

泣いてる先輩を見たらそんな事忘れていた。


じゅん「迷惑なら、気にしないでください。」


かんな「いや、迷惑とかそうじゃなくて。気持ちはすごく嬉しい。だけど、まだりょうたに気持ちはあって...それに気持ちの整理とかしたくて...」


あぁ、優しいな先輩。好きだよ。


そう言いたかったけど困らせてしまうから押し殺した。

じゅん「...じゃあ、今までどうりに仲良くしてください。一緒に登下校してる仲のいい後輩でいます。返事ができる状態になるまでは俺待ってます。それまでは絶対に俺、先輩に無理矢理手を出したりしません。」



笑顔で答えた。


かんな「ありがとう。じゃあ着いたからまた明日。」


かんな先輩も笑顔を見せてくれた。

そして家に戻った。


じゅん「俺が守るからね。先輩。」


そう呟いて俺も家に帰った。

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設定タグ:名前変換オリジナル , 後輩 , サッカー部   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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彩架 - 更新、頑張って~~(・ω・)¶ (2018年12月10日 3時) (レス) id: 256374616d (このIDを非表示/違反報告)
まなまな(プロフ) - 彩架さん» じゅんかっこいいですよね!!これからりょうたのかっこいい所もだせていけたらなと思っています。 (2018年11月30日 13時) (レス) id: c68af1d6bb (このIDを非表示/違反報告)
彩架 - ヤバイ!じゅんかっこよすぎ〜 (2018年11月30日 0時) (レス) id: 256374616d (このIDを非表示/違反報告)
まなまな(プロフ) - 雨さん» そう言ってもらえて嬉しいです!更新できるだけこまめに出来るように頑張りますね! (2018年11月26日 3時) (レス) id: c68af1d6bb (このIDを非表示/違反報告)
- ヤバイ......... めっちゃ好きです!!! 更新頑張ってください!!! (2018年11月25日 23時) (レス) id: c38e501463 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まなまな | 作成日時:2018年11月2日 0時

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