あなたたちを守ります【BTS】

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りんに引っ張られて誰もいない小さな楽屋に入る

アイシングしないといけないし時間も限られているのに…

JH「ねえ、今じゃないとダメ？

俺やんなきゃいけないことがあるんだけど…」

「だめです、今やらなきゃいけないんで」

意味が分からなくて少しイライラしてきてしまう

「足、出してください」

JH「え」

「足首を怪我してますよね？

アイシング用意しておいたんで足冷やしてください」

なんで気づいて…

「隠して最後までやり切ろうとしたんですよね？

メンバーにばれないように」

JH「うん…」

「人に心配をかけたくない気持ちはわかります

だからホソクさんが最後まで頑張れるように、私が

ホソクさんを支えます」

JH「りん…」

アイシングしても体が冷えないようにブランケットと温かい

飲み物を用意してくれるりん

…かなわないな

JH「……ありがとう」

「いえ、当然のことをしたまでです」

そう言ってはにかむりんを見るとなんでか顔に熱がこもる

…俺、りんを好きなんだな

「アイシング終わりました？

こっちに足だしてください。

拭いてテーピングしますから」

JH「りん。テーピングまけるの？」

「はい、練習しましたから」

…そういえば薬局に行ったって言ってたな

器用に足に巻いてくれるりん

「できました、軽く動いてみてください」

ステップ踏んでみるけどさっきまでの痛みがものすごく軽減されてる

JH「すごい…ありがとう！りん！！！」

「よかったです」

片づけに取り掛かるりんを見るともっとりんのことが欲しくなる

JH「ねえ………俺に勇気頂戴？」

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