６１話 ページ14
Aside
紘斗くんに腕を引っ張られて校舎に入った。
A「紘斗くん…痛い…」
力が強くて振り払えない…
女子1「ねー！あれって転校生の西園寺くんだよね？一緒にいるのって翔様の妹のAちゃんじゃない⁈」
女子2「ほんとだ！でもなんであの2人が一緒にいるの⁈Aちゃんって和也様の婚約者だよね？」
ざわざわ！
いろんな人に見られてる…
A「紘斗くんお願い！離して…！」
紘斗「うるさい、黙ってついてこい！」
紘斗くんは力を弱めることなく、むしろさっきより強い力で掴んでずんずんと進んでいく。
一体、どこに行くつもりなの…？
しばらくして人がいない空き教室の前に着いた。
紘斗くんはなんの迷いもなくその部屋を開けて私をその中へ投げ入れた。
ドンっ‼
A「キャアっ‼」
突然のことで私は勢いよく倒れ込んでしまった
紘斗「ほんとAって学習しないよなー」
紘斗くんも部屋に入ってきて鍵を閉めた。
紘斗「俺の婚約者に戻ったことは朝の時点で知ってただろ？なのになんで二宮と仲良くしてたわけ？」
A「そっ…そんなつもりは…！」
紘斗「へぇー…口ごたえするんだ？別れたくない。とか聞こえたけど？」
うそ…聞かれてたなんて…
A「それは…」
どうしよう…
もう言い逃れはできない…
紘斗「せっかく婚約者に戻ったわけだし、もう一度分からせてあげるよ。お前が誰のもので、どういう立場にあるのか…」
そう言って紘斗くんはゆっくりと近づいてきた。
床に倒れ込んだ私は足をくじいて動けない。
紘斗「もう…誰にも渡さないから…Aは俺だけのもの…チュ…ん…」
顎クイされてキスされた。
あの頃の記憶が蘇る。
これが私の運命…
逃れることはできない…
紘斗「…っん…これから他の男と仲良くしたらどうなるか…わかっているな？二宮だけじゃないぞ？嵐とももう関わるな」
A「え…そんな…」
みんなともう仲良くできないの？
そんなの…いや…
紘斗「なに？俺に逆らうの？」
A「いえ…わかりました…」
でも紘斗くんに逆らったらなにされるか分からない。
従うしかない…。
和くんとはホントにお別れなんだね…
私の頬に一粒の涙がこぼれた。
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みーな(プロフ) - はーなさん» はーなさん、嬉しいコメントありがとうございます！そんなに感動して頂けて嬉しい限りです！ (2017年10月21日 18時) (
レス) id: 08b46a9aeb (このIDを非表示/違反報告)
はーな - 感動しました 泣いてしまいました 凄く感動して泣いてたから涙が止まりません 小説を待ってます (2017年10月21日 13時) (レス) id: 626f29357a (このIDを非表示/違反報告)
みーな(プロフ) - リンさん» ご意見ありがとうございます！今週にはお知らせを出したいと思っていますのでもう少しお待ちください…！ (2017年4月5日 22時) (レス) id: 08b46a9aeb (このIDを非表示/違反報告)
リン - アンケートってまだ間に合いますか？もしまだ間に合うのであれば1の王国でお願いします! (2017年4月3日 23時) (レス) id: ad1dc6b09f (このIDを非表示/違反報告)
みーな(プロフ) - 雨宮時雨@ニノLove( v^-゜)♪さん» ご意見ありがとうございます！新作まもなく作りますのでもう少しお待ちください(>_<;) (2017年3月12日 18時) (レス) id: 08b46a9aeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーな | 作成日時：2015年8月21日 23時
