忍たまの世界に転生したら妖怪でした…は?

27　nextday ページ28

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次の日、身支度を整え診療所へ向かっていた






いやー…何すんだろ。看護って何？歩くお手伝いみたいな？

え、じゃあ身体接触しちゃう？触れちゃう？マジで？

でも昨日起き上がるのやっとだったし、歩くのはまだだよね。うん。

そう信じよう。






ｶﾞﾗ

貴「おはようございます」

紫「おはよう」





挨拶をすると奥の方から紫さんが出てきた




貴「今日は何すればいいんですか？」

紫「そうだねぇ…とりあえず二人分おかゆ作ってくれるかい？」

貴「…はーい」









只今台所にて(恐らく)あの二人が食べるお粥をメイキングして

おります。ただのお粥じゃないですよ。卵粥ですからね。ふっふっふ。

…え？どや顔すんなって？すいません。お粥とかあんま作ったことなくてですね…








貴「…できましたよー」

紫「あぁ、じゃあ二人のところに運んでくれないかい？」

貴「…それって食事介助とかしないといけないやつですか？」



あっ食事介助っていうのは食べさせてあげることね。

あーんするってことです。恥ずくてあんまやりたくないけど。



紫「ああー…状態によるかなぁ…自己判断で頼むよ」

貴「あっ…はい」









盛大なフラグが建設された気がしましたがそれは杞憂に終わり

今二人は私の目の前で卵粥を食べております。

かわいい。

普通にかわいい。

だって口膨らませながら食ってんだよ？かわいいだろ。なあ(威圧)








竹「おいしいですね！」

久「美味しいのだ」

貴「それなら良かった。作った甲斐があったわ」

竹「！これAさんが作ったんですか？」

貴「あー、まぁね」

久「すごい美味しいのだ！」

貴「あ、ありがとう」







何この子たち、超いい子じゃん。

なんか心なしか目が輝いてる気がする。

八とか超笑顔じゃん。かわいい。

お粥でこんな褒めてくれんの？お姉さん嬉しい。

今ならなんでもできる気がするわ

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