好きな奴、いるよ。 SO.M

☆ ３ ページ3

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でも、それ以降ほろむらさんと目が合うことは無くてずっと下向いてるし。





入学式が始まればただただ真っ直ぐ前を向いて振り向きもしない。









教室に戻ってからもなにもなくて、だんだんイライラしてきた。





幼稚園から知ってるし、見てきてるからわかる。





多分俺に怯えてんの。









風磨「菊池風磨。」





クラスの自己紹介、風磨がすげーシンプルな自己紹介をした。





まぁ、間違ってはいないな。


ただ馬鹿な風磨見てる事多いから違和感あるけど。









『幌村Aです。お願いします。』






スッと入ってくるほろむらさんの声。
こんなに近くで聞けるのもすげーよな。






聡「松島聡でーす！」






なるべく機嫌悪いのがバレないようにテンション高めで言ってみたけど、こっちを向いた風磨に笑われた。




後でジュース買わせよ。

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